【ビギナー必見!!】チヌ釣りの手軽な楽しみ方を徹底伝授
さまざまなアプローチ法で狙えるチヌですが、初めてチャレンジするという方にはワーミングがイチ押しです。比較的釣果を得やすく、基本的には1年を通して楽しめるターゲットだけに、手軽に楽しむにももってこいのパターンです!!
解説:山本典史
チヌ狙いのワーミングの魅力
チヌ(キビレ)狙いのワーミングは比較的釣果が得やすいパターンといえます。底をズル引くだけでも十分に釣れますし、シーンに応じてさまざまな攻め方を試すことで釣果アップをはかるといったテクニカルな遊び方もできるので、初心者から上級者までレベルを問わずに楽しめます。
全国的に人気の高いターゲットですが、特に西日本にはチヌやキビレの魚影の濃いエリアが多く、休日を目一杯使えばよりコアなゲームを追求できるのはもちろん、仕事帰りなどの短時間でも気軽に楽しむことができます。
そして、状況によっては短時間にバタバタと連発し、50㌢を越える「年なし」クラスも期待できます。ここまで釣れる要素が揃ったゲーム性の高い釣りは他にないかもしれません。もしノーフィッシュに終わったら「なぜ釣れなかったのか?」を考察しましょう。イメージを膨らませることも釣りを楽しくしてくれる大きな要素です。
チヌゲームのシーズナルパターン
12月下旬~2月上旬の厳寒期は低調になりますが、基本的には1年を通して楽しめるゲームです。
2月下旬から4月ごろは、晩秋から初冬だと考えられる産卵期を終えて体力回復のために荒食いを見せるキビレが狙い目になります。主に広範囲に散らばって捕食行動を取るため、その行動パターンを見極められれば高確率でヒットに持ち込めます。
一方、この時期のチヌは低活性ながら群れで接岸しています。そのため1匹でもルアーに反応させることができれば周囲の個体も触発されて活性が上がり、連続でヒットすることもあります。
いずれもこの時期はボケやゴカイなど底にいる生物を捕食していることが多いと考えられるため、ワーミングが有効だといえます。
また、5~9月は田植えの時期を目安に活性はピークまで高まります。行動範囲が広がるため汽水の全域が狙い目です。そして、10月にはキビレが産卵に入るため、日ごとに釣果が下向きになるのが関西エリアの例年のパターンです。
なお、僕は魚が水面を意識する時期(主に夏場)にはトップウォーターゲームを楽しみますが、その状況でもワーミングは十分な釣果が得られます。
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