バイブレーションのワンピッチ釣法で低活性なシーバスを攻略!!
表層〜ボトムを立体的に探ることが可能
さて、この釣りのイメージが湧いてきたでしょうか? このワンピッチの注意点はロッドを煽るときに強く握り込まないことと、ルアーではなくラインを持ち上げるイメージでアクションを演出することです。
この釣り方の長所はタダ巻きに比べてシャローレンジの表層からボトムまでを立体的に探れることと、流心やストラクチャー回りでは着水点からフィーディングスポットまで長くアピールできることです。他にも小刻みにアクションが変化することで食い気のない個体に対してもバイトスイッチを入れることができます。ミノーやシンペン以外は使えないと思ってる場所ほど反応がよいように思います。
あと、使いこなせば根掛かりがほとんどなくボトムを探れるようになります。シャローといえどもレンジ攻略は非常に重要です。水深に余裕がある場合はタダ巻きを織り交ぜたり、フォール時間を長く取るように調整すれば攻め手のバリエーションが増えます。
ちなみに、水温が低い12月でも河川に少なからず魚はいますが、なかなか口を使ってくれません。そんな低活性時こそリアクション要素の高い、バイブレーションのワンピッチが効果的です。
ただし、数釣りを望むなら最初からバイブレーションを使うのはNG。まずは上層からスローに攻めてルアーをひと通りローテーションしてからワンピッチで攻めるのが得策です。
《使用タックル》 ロッド=ゴールデンミーン・OUTRANGE ORS88P リール=ダイワ・14IMPULT3000SHLBD、11morethan branzino2508SHLBD、RCS3000ISO ライン=山豊テグス・FAMELショアジギングPE1.5号 リーダー=山豊テグス・FAMEL SUPER SHOCK LEADER30Lb ルアー=ニコデザインオフィス・プラム80 その他=ギアはAnglers-Design製品を使用
【山先亮一・プロフィール】
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