ヒット率アップのノウハウを伝授!! 落ちアユパターンのシーバスゲーム【徹底ガイド】

シーバス・落ちアユ(鮎)パターン1

さまざまなフィールドや釣法で釣果が得られるシーバスゲームですが、その中でも独特の釣趣を楽しめるのが清流シーバスです。特に大釣りの期待が高まるのは落ちアユパターン。この釣りを満喫するには流れを見極めたうえで、ラインを繊細にコントロールすることがキモとなるから…

解説:浅野哲郎

高確率でシーバスに出会える落ちアユパターン

海のルアーフィッシングで最もポピュラーなターゲットといえば、多くのアングラーがスズキ(シーバス)と答えると思います。シーバスは一般的に海の魚とされ、港湾や河口部、サーフ、磯場、海峡などで狙うことが多い魚です。一方で淡水域でも狙うことができ、最近では清流シーバスと呼ばれたりもします。

シーバス・落ちアユ(鮎)パターン2
河川によっては河口から40㌔ほど上流の完全な淡水域でシーバスゲームが成立します。

ここでいう淡水域とは海に直結している河川になるわけですが、私の住んでいる濃尾平野にも木曽三川と呼ばれる3つの大河川が流れており、そのすべての河川において完全な淡水域でシーバスを狙うことができます。

そして、河川でシーバスを狙う場合、最も高確率で本命に出会えるのが落ちアユの時期でしょう。そんなわけで今回は落ちアユパターンのシーバスゲームについて私なりにご紹介します。

シーバス・落ちアユ(鮎)パターン3
アユを飽食した清流のシーバス。魚体の美しさが際立っています。

私がシーバス狙いで通う河川のポイントは河口から40㌔ほど上流に位置します。このあたりまでくるとアユの産卵場が近く、日々産卵行動を観察しながらシーバスを狙うことができます。

そして、落ちアユパターンには以下のように3つの段階があります。

◾️第1段階…成熟期を迎えたアユたちが水温低下とともに川を下り、大きな群れとなって餌をたらふく食べる。
◾️第2段階…第1段階の群れアユが瀬頭で産卵行動に入り、夜な夜なバシャバシャと浅瀬を泳ぎ回る。
◾️第3段階…産卵を終えて力尽きたアユが力なくフラフラと流れ落ち、死に絶えていく。これがシーバスゲームで一般的にいわれる落ちアユパターンの状態。

シーバス・落ちアユ(鮎)パターン4
弱って死に絶えるアユ。シーバスにとって弱った状態のアユは絶好の餌となります。

以上が河川を落ちていくアユの動きです。今回はアユが第3段階に入ったときのシーバスゲームの楽しみ方について掘り下げていこうと思います。

流れの見極めが最重要

最初にポイント選びについて。まずは釣行する河川におけるアユの産卵場を把握し、その下流にあるトロ場(緩やかな流れである程度水深がある場所)を見つけます。そのトロ場からの瀬落ち(瀬が淵に落ち込む付近)が一番の狙い目となります。

アプローチの際は瀬の流れが集まる場所を捜し、その流れがカケアガリなどの地形変化とリンクする場所などを見つけます。そして、そこに流れ込む上流からの流れを利用してルアーを流し込むのが理想です。

瀬の下流にある最初の深みなどは流れが集まりやすく、よいポイントになる場合があります。さらに、流れの中にできるヨレも見逃さないようにしましょう。そのような場所は流れがぶつかっており、力尽きたアユが集中するスポットになります。

以上、河川の釣りでは地形を把握し、そこにどのような流れが入っているのかを見極めることが最も重要となります。

シーバス・落ちアユ(鮎)パターン5
変化する川の流れをしっかりと見極めることができれば、ヒットチャンスは自ずと高まります。そのようなリバーゲームの醍醐味をぜひ味わって下さい。

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