狙いはキハダマグロ・カンパチ・ヒラマサ 〜三宅島のロックショアゲーム〜|【SHORE SNIPER vol.35】
良型カンパチがルアーを強襲
岸沿いをひと通り探ったあとは沖目に狙いをかえてキャスト。風と潮がぶつかってヨレができており、それなりに魚がついていそうな雰囲気です。扇状にキャストを繰り返すと、数投めに反応がありました。
ルアーが着水して2~3アクションさせたところで後方に大きな茶色の魚体が見えたと思ったら巨大な水柱が!! よいサイズのカンパチがアタックしてきましたが、残念ながらミスバイト。合わせを入れずにていねいにルアーを操作してみましたが、その後はチェイスもありませんでした。
ホームの千葉では見られないサイズのカンパチをモノにできなかったことは悔やまれますが、トップで攻めていればミスバイトはよくあること。めげずにキャストを続けます。先ほどは大きめのペンシルに反応したため、今度は大きなミノーをセットして探りましたが反応なし。その後もシンキングペンシルやメタルジグなどを投入するも沈黙の時間が続きました。
やがて潮も緩み始め、大物が出る雰囲気もなくなってきました。かわりに手前のワンドにショゴ(カンパチの幼魚)が回遊してきて、果敢に大きなルアーにチェイスしてきます。そこで小さめのメタルジグをキャストしてバイトを誘うとすぐにヒット。とりあえず魚を手にできてひと安心です。
今回は日帰り釣行なので正午前がタイムリミット。最後までよい魚のヒットを期待してキャストを繰り返しましたが、磯上がりの時間を迎えて納竿としました。早々に船宿に戻って片づけと会計を済ませ、帰りの船が着く港へ向かいます。そして13時45分発の船に乗り込み、船内でシャワーを浴びてスッキリとすれば、あとは夜に東京に戻るまでぐっすりと睡眠を取りました。
今回は沖磯に渡礁できず残念な内容でしたが、毎度の楽しみである仲間との語らいや、雄大な三宅島の景観に心身ともに癒された釣行となりました。チャンスがあれば年内にもう一度チャレンジしたいと思っています。
私の場合、現地へは日帰り釣行がメインですが、どっしりと腰を据えて宿泊すればさらに満喫できます。沖磯に渡らず、レンタカーで地磯を巡るのも楽しいですし、フェリーが着く港で竿を出しても十分に釣果が期待できます。都心から気軽にアクセスでき、離島気分が味わえる三宅島遠征。みなさまも機会があればぜひトライして下さい。
なお、三宅島への釣行スケジュールの目安や現地に釣行する際の予約・問い合わせ先は以下の通りです。
スケジュールの目安
■22時30分…東京港を出航。
■翌朝5時…三宅島に到着。①船宿からの渡船で三本岳に渡礁/②到着した堤防でそのまま実釣/③レンタカーを借りて地磯巡り
■13時45分…三宅島を出航。
■19時50分…東京港に帰港。
※三宅島での渡船は各宿泊施設が船を手配するシステムです。日帰りでも宿泊施設に連絡を取って渡船の手配をします。
問い合わせ・予約
■東京から三宅島への往復…東海汽船(https://www.tokaikisen.co.jp/)。
■船宿…三宅島・共栄荘(http://miyake-kyouei.com/)。
使用タックル
【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートス アキュラ100HH(RGモデル)
ゼナック・デフィ ミュートス ソニオ100M(RGモデル)
【リール】
シマノ・ステラSW14000XG
シマノ・ステラSW6000HG
【ライン】
YGKよつあみ・ロンフォート オッズポート WXP1 8 5号
エックスブレイド・ジグマンウルトラ X8 3号
【リーダー】
YGKよつあみ・ガリス FCアブソーバー100Lb
YGKよつあみ・ガリス FCアブソーバー35Lb
【スペーサー】
YGKよつあみ・ガリス イソハンター20号
【ルアー】
Maria・ラピードF190
カルティバ・撃投ジグ40㌘
【フック】
カルティバ・STX-68 #3/0
カルティバ・JD-22 ジガーライト段差 早掛
【大野 祐・プロフィール】
【ショア青物ゲーム・安全とマナーについて】
上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。
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