大興奮の展開!! 土佐湾沖のキハダマグロチャレンジ ~おらんくの池にはマグロが飛びゆうぜよ!!~
思わぬトラブルが発生
再びよいナブラが発生し、船長がベストポジションに船を回す。そして狙い通り、ナブラのど真ん中にルアーをキャストすることができた。そこからルアーを3秒間ほど沈めたところでラインが勢いよく走った!! ロッドにしっかりとテンションが乗り、合わせが決まった。「よし、今度は大丈夫だろう」と思った次の瞬間、魚の走った方向にちょうど川島氏のルアーがあり、私のラインに絡んでしまった。ルアーのある位置がわるく、ラインを巻き取ることができない…。
ここですぐに北田船長がフォローに入ってくれ、絡んだルアーより下のラインを持ち上げてくれた。しかし、川島氏がルアーを外そうとしたときに深刻な事態であることが判明。何とラインにフックが刺さっているではないか…。太軸の#2/0フックが刺さっているのだから、ラインも無事ではないはず。8本編みの原糸のうち1~2本でも繋がってくれていることを祈り、一気にフックを抜いてもらった。すると運よく3本ほどの原糸が繋がっていた。
ラインを放してもらい、瞬時に傷ついた部分をスプールの中に巻き込んでドラグノブを締め上げる。ここからは絶対にラインを出さないファイトで挑むことに。するとヒットした魚が小さかったおかげで、すぐに海面まで浮上させることができた。最後は船長のモリがキハダの頭部をとらえて無事にランディング。思わぬトラブルにヒヤヒヤしたが、何とか今シーズンのファーストフィッシュをキャッチすることができた。私と同じくキハダマグロとファイト中だった横山氏も間もなくキャッチ。まだまだナブラはあちこちで出ているので、この調子で何とか全員キャッチといきたいものだ。
いよいよキハダマグロのシーズンが本格化
その後はフックアウトに悩まされていた前田氏も見事に本命のキハダマグロをキャッチ。さらに川島氏もそれに続き、この日最大となる28㌔のキハダマグロを釣り上げた。そして、岡村氏は船縁まで浮かせたものの惜しくもフックアウト。全員キャッチまであと一歩だったが、無情にもタイムアウトとなってしまった。
結局、この日の釣果は計4匹。私がキャッチしたキハダマグロは19㌔だった。素晴らしいナブラの中で釣りができたことは本当に貴重で、そうそう体験できることではない。高知の海の豊かさと、船長の巧みな操船に心から感謝してポイントをあとにした。
さて、今回のレポートからもお分かりいただけたように、土佐湾沖がナブラで湧くキハダマグロ・キャスティングの盛期がいよいよ始まった。この夏もさまざまなドラマが起こり、それぞれの夢が叶う素晴らしいシーズンになることを願いながら、私も大いに楽しみたいと思います!!
釣行メモ
お世話になった遊漁船…沖吉丸(https://okiyoshimaru.com)。
使用タックル
【ロッド】
ゼナック・Tobizo TC80-80G
【リール】
シマノ・ステラSW14000XG
シマノ・ステラSW8000HG
【ライン】
バリバス・アバニ キャスティングPE マックスパワーX8 5号、6号
【リーダー】
バリバス・オーシャンレコード ショックリーダー140Lb、150Lb
【ルアー】
タックルハウス・コンタクト カナリー
タックルハウス・コンタクト フィードポッパー
タックルハウス・コンタクト ブリット
その他
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