私のロックショアヒラマサ道|【SHORE SNIPER vol.30】

ショアジギング&プラッギング・ヒラマサ1

全国に緊急事態宣言が発令されましたが、私も引き続き自粛生活を送っています。そこで、今回は編集部からの質問に答える形で改めて自身の釣りを振り返りたいと思います。みなさまにとりましても、それぞれの価値観を再認識するきっかけにしていただければ幸いです…

Text & Photo 大野 祐

4月に入り、全国に緊急事態宣言が発令されましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか? 私は3月からすっかり自粛モードに入っており、これほど釣りに行かないのも本当に久しぶりです。ただ、今は無事健康に過ごせていることに感謝し、釣りが再開できる日を心待ちにして過ごしています。

そして、今回は編集部から質問が届きましたので、それに答える形でこの連載を進めていきたいと思います。自粛中の暇潰しにご笑覧いただければ幸いです。

ロックショアヒラマサにのめり込むようになったきっかけは?

釣り自体は幼少のころより楽しんでいますが、20~30代はスキーやサーフィンに没頭し、釣りから遠ざかっていました。そんな折、サーフィンで海に行っているのに、波乗りだけして帰るのももったいないかな…という思いが芽生えました。そこで以前に使っていたバスタックルを持ち出し、アジやメバルを狙ってみたところ、久しぶりの魚の感触とルアーで釣るおもしろさが鮮烈で一気に釣り熱が再燃しました。

最初は夜明け前に釣りをして、日が昇るとサーフィンといった感じでしたが、徐々に釣りの比率が増えていきました。それに合わせて釣りの内容もライトゲームからエギング、ライトショアジギング、さらには磯でのショアジギングへとかわっていきました。

ヒラマサ狙いにのめり込むようになったのは、分かりやすくいえば自身の生活範囲で最も大きく、強いターゲットだったからです。単純に「強くて大きな魚を釣り上げたい」というアングラーの本能のようなものだと思います。もし、私が南国や離島に住んでいたら、GTやカンパチ・マグロを狙っていたことでしょう。

ショアジギング&プラッギング・ヒラマサ2
ショアジギング&プラッギング・ヒラマサ3
自身のホームグランドで釣れる大物を追いかける。そこへの思いやこだわりはずっとかわりません。

ロックショアヒラマサを始めたころのことを思い返すと、最初はとにかく魚が釣れませんでしたね。当時はインターネットなどのリアルタイムな情報は皆無で、雑誌のポイント紹介などを参考にして外房から南房の磯を釣り歩きました。しかし、なかなか釣果には結びつきませんでした。

それでもフィールドに通い続けて徐々にイナダやワラサなどの青物が釣れるようになってきたころ、磯でヒラマサを手にして上がってきたアングラーとすれ違ったりしました。それにより周辺エリアでヒラマサが釣れることを知り、ますます興味が湧きました。

私は高校生のころに伊豆七島を周遊する船乗りのアルバイトをしていましたので、10㌔を越えるヒラマサやカンパチを船から釣った経験がありました。それだけに磯からヒラマサを釣るという、より難しいことを達成したくて余計にのめり込むようになりました。

普段はどのようなルアーをポイントに持参している?

私のホームグランドである外房のポイントは全体的に水深が浅く、中でもホームグラウンドにしているエリアはそれが顕著です。キャスト範囲のほとんどが水深数㍍しかありません。なので基本的にプラッギング主体の釣りになります。

持参するルアーはトップ、ミノー、シンキングペンシルの3種類。サイズやタイプ、カラーなどを考慮して10~15個ほど持参しています。トップはダイビングペンシルを2~3個、ポッパーを1~2個、ミノーはサイズ違いを2~3個、シンキングペンシルも2~3個といった感じです。かなり少ないと思われるかもしれませんが、それには理由があります。

まず水没していたり、波を被るような足場にウェットスーツスタイルでエントリーすることが多く、荷物を置く場所がないことがほとんどです。そのため、どうしても持ち込む荷物はすべて身に着けられる最小限の量となり、ルアーも厳選しています。また、私は朝練スタイルの釣行が多いので長時間釣りをすることが少なく、必然的に使用するルアーも少なくなります。

ショアジギング&プラッギング・ヒラマサ4
とにかくフィールドに立つことを最優先に考えています。その中で信頼できるルアーの存在は不可欠です。

もちろん、遠征などで沖磯に渡ったりする場合はそれなりの個数のプラグやジグを持ち込みますし、外房でも比較的水深のあるポイントに行く場合はジグもいくつか持参します。

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