ベイトの回遊情報がなくても可能性アリ。冬のサーフでヒラスズキ&青物ゲームを満喫!!|【Mr. Perfect vol.7】
青物狙いでリベンジを達成!!
その後、2月20日に再び大里海岸を訪れた。依然としてカタクチイワシの回遊情報はないものの、前回断念した青物狙いでスタート。海況はベタナギで、アングラーは海岸中央付近に少しいるだけなのでポイントを広く探れそうだ。この時期はベイトがいなくても餌を捜して回遊してくる青物がいるはずだ。
ポイントをよく観察すると、海岸西側にはっきりとした潮目が出ていた。そこには誰もいなかったのでさっそくエントリー。16㌢のダイビングペンシルを潮目付近にキャストしながら探り歩いた。ライトな青物タックルなので体への負担も少なく、ルアーの飛距離が出て気分爽快。今にも水面が炸裂しそうな雰囲気を楽しんでいると本当に炸裂した!!
合わせを入れるとロッドがきれいに曲がり、ドラグが滑り出す。重量感からするとまずまずの良型のようだ。障害物がないエリアなので慌てずに落ち着いてファイトする。青物の引きを楽しんでいると、他のアングラーが私のヒットに気づいたようで、付近でキャストを始めた。ここでパワーファイトに切り替えて早々にランディング。キャッチしたのは丸々と肥えた80㌢クラスのメジロだった。この時期は鳴門エリアなどで育った美味な青物がときおりヒットするので食すのも楽しみだ。
釣り場では気遣いのある行動を…
その後は地元の知人と合流し、海を眺めながら雑談タイム。彼も私と同様にヒット率が低くてものんびり楽しむのが好みのようだ。カタクチイワシが接岸して大勢のアングラーが集まるのもよいが、割り込みやゴミの放置、駐車スペースなどにまつわるトラブルも多いらしい。特に現在は昨年の大波で砂が堆積し、近場の駐車スペースが少ないので譲り合いの精神が欠かせない。
また、海岸沿いの通路は散歩している人が多く、高齢者の方もよく見かける。大里海岸はそういった方々にとっても憩いの場所になっているので気遣いは不可欠。この記事を読んで現地を訪れる方が地元のみなさんに好印象を与えることを心から願っている。
使用タックル
【ロッド】
ゼナック・ミュートス The Out Range 105
【リール】
シマノ・08ステラ6000HG
【ライン+リーダー】
PE1.5号+30Lb
ヒットルアー
【程野 昇・プロフィール】
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