臨機応変な立ち回り方で連発も可能!! 冬磯のヒラスズキゲーム | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

臨機応変な立ち回り方で連発も可能!! 冬磯のヒラスズキゲーム

払い出しに狙いを絞ってヒラスズキを追加

次にやってきたポイントは手前から沖に薄いサラシが伸びていました。これを見て流れが沖に払い出していることを確信。この状況下では強い流れの中でも安定して泳ぐルアーが活躍してくれるはず。加えて足場も高かったことからミッドダイバーのルアー(ジャンプライズ・ロウディー130F)を選択。カラーは日中の晴天時に強いフルメッキとしました。

ある程度の大きさの波が入ると、濃いめのサラシが沖に伸びるといった状況です。そこでルアーを沖めにキャストして待機。濃いサラシが発生したところで、そこにルアーを誘導します。

すると、払い出し(サラシ)の半分ほどの地点までルアーを泳がせたとき、下から魚が食い上げてくるのが見えました。そして次の瞬間、ロッドに重みが乗ってヒラスズキがヒットしました!!

先ほどのポイントでキャッチしたヒラスズキよりも引きはやや強いですが、サイズはそれほど大きくありません。冷静にやり取りして無事にキャッチすることができました。

磯のヒラスズキゲーム・長崎の地磯2
サイズはもの足りないものの好調に釣果を重ねます。

待望の良型ヒラスズキをキャッチ!!

次のポイントでは波が沖の瀬に当たって砕け、その周辺にサラシが広がっていました。狙いのポイントまでは少し距離があるので飛距離の出るルアー(タックルハウス・K2F122)に交換。サラシの中でもしっかりと泳いでくれる頼もしいルアーです。

沖の瀬回りにサラシができたタイミングでキャスト。狙いのポイントにきっちりとルアーが入り、足もとまでサラシが伸びてきたので手前までトレースしてくるとヒット!!  この日一番の引きが伝わってきました。

慌てずにロッドで溜めて引きを吸収し、魚が弱るのを待ちます。元気なうちに強引に寄せても、足もとから這い上がってくる波によってランディングをミスするケースが多いので注意が必要です。

小さなゴロタ岩が点在するシャローエリアならズリ上げることも可能ですが、ここでは大小の岩をかわす必要があります。そして、波のタイミングを見ながら1つ1つの岩を越えてランディングに成功。ランカークラスとはいきませんでしたが、この日一番のサイズを手にすることができました。

その後は午後から予定通りに本命ポイントへ向かいましたが、残念ながらヒラスズキのアタリはありませんでした。波もサラシも十分な状況で、午前中に竿を出したポイントと距離もそれほど離れていなかったのですが…。潮の入り方の違いなのか?  このようなことがあるから魚釣りは楽しいですね!!

当初本命に考えていたポイントは不発でしたが、1日を通して有意義な釣りが楽しめました。

使用ルアー


江湖さんのインスタグラム
https://www.instagram.com/masahiro_eko


【磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて】

※上記のリンク先にある「磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。


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