シューティングの醍醐味を満喫!! 冬磯のヒラスズキゲーム in 外房|【SHORE SNIPER vol.26】
ホームの外房ではかわらず本命のヒラマサを追いかけていますが、あいにく不振が続いています。そんな中、貸し切り状態の磯でヒラスズキを狙ってみたところ…
Text & Photo 大野 祐
不振の外房でヒラマサ狙い
令和2年になりましたが、みなさまよい新年を迎えられましたでしょうか?
私は昨年末までマイペースで外房の磯に通っていましたが、結局盛り上がりを見せずに2019年シーズンを終えました。11月は小ぶりながら何とか本命のヒラマサを手にできたものの、12月はヒットがあったのに、結局ヒラマサを手にすることができずに悔しい思いをしました。一方で波があるときにはこの時期らしくヒラスズキの姿を見かけるようになってきました。
12月下旬の釣行でも不調が続いているからか、アングラーの姿がめっきり少なくなっていました。最近はずっとこのような感じで、この日も私以外には誰もいませんでした。
それでも数少ないヒラマサのチャンスを求め、まずはヒラマサが期待できる磯にエントリー。波も流れもあり、期待できそうな状況でした。しかし、やはり魚影が薄いのか、反応はおろかヒラマサの気配を感じることもなく朝まづめが終了しました。
サラシ撃ちでヒラスズキと勝負
いったん磯から上がり、知り合いの漁師さんと談笑。海に目をやると見渡す限り無人でしたので、誰も叩いていないヒラスズキがつくサラシ場をチェックすることにしました。
ヒラスズキを狙うにはやや波が足りないと思える状況でしたが、とりあえずルアーをキャストしてみます。すると、すぐに反応があってヒラスズキが飛び出してきました。
残念ながらこれはミスバイトでしたが、ハリには触っていないのでまだチャンスはあるはず。ただ、魚は警戒しているだろうと考え、今度はセットの波がくるのをじっくりと待ちます。
5~10分ほど待ったでしょうか。いいセットの波がきて十分に厚いサラシが発生したのでその先にルアーをキャスト。サラシの薄いエリアでは軽いジャークを加えてルアーの存在をアピールし、バイトしてくるであろうピンスポットに入るタイミングでデッドスローにドリフトさせます。すると、イメージしたタイミングでバイトがあり、心地よい手応えが伝わりました。
今度はしっかりとハリ掛かりしたため、焦らずに引きをいなして無事ランディング。アベレージサイズとなる50㌢半ばの元気なヒラスズキをキャッチしました。サイズに関係なく、思い描いたタイミングとアプローチで魚を手にするという、ヒラスズキゲームの醍醐味を堪能することができました。
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