水温変化と磯のヒラスズキの動向について|【Mr. Perfect vol.7】
サラシ撃ちで良型ヒラスズキをキャッチ!!
秋磯のポイントに到着し、先行していた仲間に状況を聞くと、数回バイトがあって良型をバラしたとのこと。秋パターンの継続が期待できそうな状況だ。
もう1人の仲間に有望なポイントをすすめ、私は少し離れたワンドの根回りをチェックすることに。サラシの規模が小さいので無駄撃ちを控えることを意識し、ベストなタイミングでミノーを投入。根回りをトレースすると引き波の流れをとらえた。
ロッド操作ですぐに向きをかえると、ヒラスズキが勢いよく飛び出してきた!! 瞬時にロッドがきれいに曲がり、重々しい手応えが伝わったあとにジャンプ。良型のヒラスズキだ!!
ランディングするには魚を岩と岩の間に通す必要がある。そこで想定していたポジションに移動し、手こずりながらも無事キャッチ。80㌢には少し届かないが良型である。先ほどの回遊系のヒラスズキに比べるとやや茶色く、居着きっぽい魚であった。
魚を早々にリリースしてベイトの有無を確認していると、少し沖にイワシらしき群れを発見。ルアーをシンキングペンシルに交換してベイトの群れ周辺をスキッピングで探るとツバスがヒットし、ここでも秋パターンの継続を実感した。
冬磯パターンのヒラスズキは?
その後、ポイントを探り終えたところで仲間に水深がある冬磯への移動を提案。そこへ行くには険しい崖を越えなければならないのだが、幸い釣った魚はすべてリリースしていたので身軽であった。さらに、体力に自信のある体育会系のメンバーが揃っていたので即決。崖を越えてポイントへと向かった。
そして、移動した先では仲間が早々に中型のヒラスズキをキャッチ。私も50㌢クラスのヒラスズキをキャッチしたところで今度は良型の青物を意識して狙ってみることに。しかし、これは不発に終わってこの日は終了とした。
今後は水温が下がり、シャローエリアのベイトが減ると水深がある磯でのヒットが多くなるのが例年のパターン。キビナゴやカタクチイワシを意識したポイント選びが有効となるはずだ。
使用タックル
【ロッド】
ゼナック・DEFI BAHN Blackfin DB-S116(RGモデル)
【リール】
PENN・スピンフィッシャー450ss
【ライン+リーダー】
PE1.5号+ナイロン30Lb
【程野 昇・プロフィール】
【磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて】
【ショア青物ゲーム・安全とマナーについて】
※上記のリンク先にある「磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて」「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。
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