初冬も大型ヒラマサを求めて真っ向勝負!!|【ショア大型青物への道 vol.13】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

初冬も大型ヒラマサを求めて真っ向勝負!!|【ショア大型青物への道 vol.13】

素早い動きの魚に遭遇

11月中旬から下旬の週末、私はやみくもに地磯のランガンに徹しました。その中ではある程度の条件を気にしてエントリーする磯を決定したものの、基本的には気分まかせ、直観まかせのランガンを楽しみました。

一連の釣行で分かったことは、メジロの反応がよい場所は情報が回ったようで場所取りが激化。その他の地磯は目立ったベイトがおらず、極小ベイトについたヤズが釣れている状況だということです。真冬に向けて海の雰囲気がかわってきていることを実感しました。

そして、12月初旬の週末、夜明けに磯に到着できるよう車を走らせました。目指す地磯は人に出会うことがない場所です。そこはブリの実績はないものの、過去にヒラマサとカンパチを釣ったことがあります。どちらかというと潮流のタイミングよりも、夜明け直後の短時間で勝負が決まることが多い傾向にあるため、ランガンの1個所めにはピッタリのポイントです。

到着して海の様子をチェックすると、ほどよく潮が流れていい感じでした。ここは正面の沖に瀬があり、その真上でカンパチやヒラマサが食ってきます。この日もその瀬の上を通すように意識しながらダイビングペンシルを操作しました。

しばらくアプローチを続けると、ダイビングペンシルに動きの速い魚が反応してきました。やはり瀬の上でしたが、直前でルアーを見切るような動きでした。このような反応はベイトが小さいときに多いと感じています。それにしても動きの速い魚でした。

さらに、次投でも同じ場所で、同じように見切るような出方をしましたが、それ以降は反応がなくなりました。魚の大きさは80㌢ほどでしたが、その動きからメジロではないと直感。その後はヤズが2匹釣れたところで完全に夜が明けたため、次の磯へと移動しました。

残念ながら他の磯では反応を得られませんでしたが、帰路も帰宅後もあの動きの速い魚のことか気になりました。

地磯・大型ヒラマサ・ブリ5
大型ヒラマサのみに照準を合わせることで見えてくるものもたくさんあります。そんな釣りが楽しくて仕方ありません。

やる気の源となる魚との出会い

翌週の週末、先週の魚が気になってまだ薄暗い中で同じ磯にエントリー。前回と同じダイビングペンシルをセットしての1投め、瀬の上で速い魚が控えめな飛沫を鋭く出して食いついてきました。しかし、合わせる間もなく瞬時に竿がのされてしまいました。

先手を取られてしまったため、魚はドラグを鳴らしながら一気に底へと向かいます。そして、激しく首を振られてアッという間にハリが外れてしまいました。ヒラマサかカンパチかは分かりませんが、速い魚を取りそこなってしまいました。先手を取られてしまったことを後悔しましたが、どうしようもないことです。

逃した魚のことを考え過ぎると、後の釣りに影響を及ぼすのでほどほどにしなければなりませんが、よい魚との出会いは釣り人にとってやる気の源です。今年も残りわずかですが、このモチベーションをキープしながらヒラマサにこだわり、冬の地磯を徘徊しようと思います。

地磯・大型ヒラマサ・ブリ6
年中大型ヒラマサを狙うといっても、季節や状況によって取り組み方が異なります。今後も自分なりの方法でこの釣りをじっくりと楽しんでいきます。

使用タックル

タックル1

【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートス110HH(RGモデル)

【リール】
ダイワ・ソルティガZ6500H-DF

【ライン+スペーサー+リーダー】
PE5号+PE10号(3㍍)+ナイロン80Lb(8㍍)+フロロ130Lb(2㍍)

【ルアー】
シェルシェイピングルアーズ・トランペット200
シェルシェイピングルアーズ・bubby160(プロト)

タックル2

【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートス110HHH-GT

【リール】
ダイワ・10ソルティガ7000H-DF

【ライン+スペーサー】
PE6号+PE12号(3㍍)

【リーダー】
YGKよつあみ・DMVナイロンショックリーダー130Lb(10㍍)
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YGKよつあみ・DMVナイロンショックリーダー170Lb(3㍍)
[button url=”https://www.amazon.co.jp/よつあみ-YGK-リーダー-ナイロンショックリーダー-DMVナイロン/dp/B001EFPSXE/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&dchild=1&keywords=YGKよつあみ・ナイロンショックリーダー&qid=1574182990&sr=8-1&th=1&_encoding=UTF8&tag=memenet0a-22&linkCode=ur2&linkId=f6086ff2bd85f4900db26058943cdf21&camp=247&creative=1211″ background=”#efa82d” size=”2″ icon=”icon: external-link” icon_color=”efa82d” text_shadow=”1px 1px 2px #000000″]Amazonで見る[/button]

【ルアー】
シェルシェイピングルアーズ・Twister F1
シェルシェイピングルアーズ・ペンシル180(プロト)


【越智信清・プロフィール】

地元の愛媛で10歳のころよりSWルアーゲームに親しみ、学生時代を大阪で過ごしたことから激戦区の紀伊半島で釣りの腕を磨く。帰郷後は「その磯のヌシを釣る」ということをテーマに、1年を通して大型ヒラマサを追い求めている。独自の硬派なスタンスでターゲットに挑み、各種トップウォータープラグを用いた釣りを得意としている。

【ショア青物ゲーム・安全とマナーについて】

※上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。


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