ルアー使いについて考えさせられたヒラマサとの出会い|【SHORE SNIPER vol.25】
ヒラマサ狙いのルアー選択について
帰路は喜びに浸れた反面、いろいろと考えさせられました。私の場合、夜明けから数時間の朝練スタイルがメインなので、フィールドで試行錯誤したり、粘ったりすることは少ない方です。使うルアーもその日の状況にマッチしたものを選択して投げ続けることが多く、普段は2~3個、ときには1つのルアーしか投げずに終わる日もあります。
どんなルアーでも釣れるときは釣れるし、釣れないときは釣れない。また、これだから釣れるというルアーもないし、逆に釣れないルアーもないというのが私の考えです。カラーに対するこだわりもそれほどなく、自身が好きな色が釣れるカラーだと思っています。
しかし、この日はルアーを変更したことにより、バイトが連続して魚を手にすることができました。サイズダウンしてカラーも変更したら魚が反応してくれたのです。
ただ、ルアーを変更した結果として釣れたけれど、たまたまそのタイミングで魚が回遊してきただけかもしれません。ヒットチャンスが限られる青物狙いではそのあたりのことを実証するのは難しいですし、結局のところ何が正解かは魚に聞いてみないと分かりません。
それでも、朝練スタイルで淡々とフィールドに通う中、今回のヒラマサは惰性のようになっていた自身の行動や思考について考えさせられる、ありがたい1匹となりました。
さて、今後は寒さが本格化し、濡れたウェットスーツで磯に立つのは本当に厳しい季節になります。しかし、今回のヒラマサをきっかけとして心も新たに、マイペースでフィールドに通いたいと思います。
季節柄、みなさんも体調管理にはくれぐれも留意してよい釣りをお楽しみ下さい。
使用タックル
【リール】
シマノ・ステラSW14000XG
【ライン】
YGKよつあみ・ロンフォート オッズポート WXP1 8 5号
【リーダー】
YGKよつあみ・ガリス イソハンター15号
YGKよつあみ・ガリス FCアブソーバー100Lb
【ルアー】
マリア・ラピードF160
【フック】
カルティバ・ST-66 #1/0
【大野 祐・プロフィール】
※上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。
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