タイミングとポイントを見極めて激戦区の尺メバルと真っ向勝負《後編》
尺メバルを攻略するには潮位によるポイントの遷移を把握し、タイトなアプローチを心がることが重要だ。さらに、狙い方に工夫することでチャンスがより広がるから…
解説:中瀬直行
潮の変化に注目
《前編》(https://memenet.co.jp/sw/sea_fishing/22637/)で紹介したように食いが立つタイミングとつき場を把握できていれば、メバルにバイトさせること自体はそれほどテクニックを必要としない。極端にいえば時合がすべてだ。たいていそれは流れに左右され、潮が動き出すタイミングで口を使うことが多い。
そして、アカメバルは果敢に餌を追うということはなく、ストラクチャーに身を潜めて流れてくるものを捕食するといった行動パターンを見せる。特に大型ほどボトムやストラクチャー際でバイトすることが多い。そのため、潮の動きが合っていないときは、いるのに食わないということもしばしば見られる。集中すべきタイミングである潮の変化を見逃さないようにしたい。
ちなみに、クロメバル(釣り人が青メバルと呼ぶ種)・シロメバル(釣り人が黒メバルと呼ぶ種)は回遊性を持ち合わせており、潮目に沿って大きく移動しながらつき場を転々とするという感じだ。
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