タイミングとポイントを見極めて激戦区の尺メバルと真っ向勝負《前編》 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

タイミングとポイントを見極めて激戦区の尺メバルと真っ向勝負《前編》

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尺メバル狙いのポイント考察

ポイントは、満潮時は磯やシモリが水没、または水面より少しだけ出ている程度で、干潮時にごく浅くなるか干上がるぐらい(2㍍弱~0㍍)の水深を大まかな目安としている。潮位が+1㍍のときに水深3~4㍍となるポイントならテンポよく探ることができる。

ただし、狙い目となる潮位は場所により異なる。また、5㍍以深でも十分に狙えるが、数を稼ぐうちに尺上が混じるといったパターンになりがちで効率がよくないと感じることが多い。そもそも、捕食を目的にシャローに差してくる活性の高い個体を狙っているのだから、深いところを探る必要はない。

磯場の場合は潮位が下がるにつれて前へ出ていくことで満潮時には届かなかったポイントを探ることができたり、トレースコースが増えることがある。満潮時は水没している磯の先端部が干潮時にはシャローエリアになり得ることも覚えておきたい。

メバリング・尺メバルのポイント4
シャローエリアに目を向け、限られたチャンスを効率よく攻めるように心がけることで…!!

いずれにせよ、シャローは潮がわりのたびに魚の出入りがあるといえ、フレッシュな個体に出会える確率が高いと感じる。一時期からすると尺上が釣れなくなったといわれる南紀でも、そのように潮位しだいでポイントとなるような場所はたくさんあり、攻め方に工夫することでまだまだ釣果を伸ばすことができるはずだ。

そして、前記のようにどの潮位でそのポイントを攻めるのかが大事なのだが、それを見極めるには通い慣れたポイントであっても日中の下見が欠かせない。どこまで潮が上がる(下がる)のか、どのような地形か、どのあたりに沈み根があるか、メインで使用するリグがどのあたりまで届くかといったことをしっかりと確認しておくことだ。

漁港と違って民家や常夜灯から離れており、ゲームの本番となる夜は闇に包まれる。できるだけストラクチャーにタイトにアプローチできるよう、日中にトレースコースをイメージしておきたい。チェックした項目が多いほど精度の高いゲームを展開でき、再現性も高まるはずだ。

メバリング・尺メバルのポイント5
過去の釣れ具合と比較すれば釣り荒れた感もなくはないが、まだまだチャンスは見出せる。下見を繰り返してヒントを拾い上げ、現状を踏まえた攻め方を考えることで…‼

(※《後編》に続きます)

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