大本命の大型ヒラマサに遭遇!!|【ショア大型青物への道 vol.11】
シモリを恐れずに襲いかかってきたのは…
「ヒラマサが入ってないかなぁ…。いや可能性はある!! でも、それって限りなくゼロに近い確率なのでは…」 そんなことを考えながらダイビングペンシルを引き続けていると、ルアーがシモリの頂上部分にきたとき、波を利用してシモリをかすめるように体をひるがえしながら大きな魚が襲いかかってきました。
残念ながらフッキングには至らなかったため、すぐに次のアクションに繋げて誘い続け、トドメのストップ…。しかし、久々にはっきりと私の前に姿を現したヒラマサは、ハリに掛かることはありませんでした。
その後ももう一度出てくることに期待しながらシモリ際を攻め続けましたが、ヒラマサは2度と姿を現しませんでした。この日、バイトしてきたヒラマサは非常に格好よく、その姿ははっきりと目に焼きついています。帰りの車中でも興奮が収まりませんでした。シモリを恐れず、それを利用するように狩りをするヒラマサの動きに改めて感心しました。
翌週も同じ磯にアタック
次の休日も同じ磯にエントリー。すると、前回よりも群れの数が多く、サイズも大きくなったメジロが私のダイビングペンシルを襲い続けました。その中で前回と同じようなトレースコースを意識してアプローチを続けましたが、何となくおもしろみに欠けます。そこで、この日は前回と真逆の考え方で沖狙いに徹することにしました。私の場合、考え過ぎたりこだわり過ぎるとロクなことがないからです。
メジロを釣っては逃がし、釣っては逃がしを繰り返しましたが、結局ヒラマサは姿を現しませんでした。実釣3時間で5~7㌔のメジロを20匹以上にヤズを数匹、計100㌔以上の魚とやり取りをして腕がパンパンになったところで納竿としました。
自分らしい釣りを貫徹
翌週以降はヒラマサが現れた磯でも竿を出していますが、肩の力を抜き、潮汐に合わせていろいろな磯をランガンする釣りに切り替えてヒラマサを狙っています。
今回はチャンスに恵まれながらヒラマサを掛け損じましたが、1年以上もヒラマサを釣り上げていない状況でニアミスを経験できたことに大変満足しています。ヒラマサに全力を注ぐ、自分らしい釣りに徹することができたので最高に楽しかったです。今後も希少な愛媛の地磯ヒラマサに全力で向かっていこうと思います。
使用タックル
【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートス110HH(RGモデル)
【リール】
ダイワ・ソルティガZ6500H-DF
【ライン・スペーサー・リーダー】
PE5号+PE10号(3㍍)+ナイロン80Lb(8㍍)+フロロ130Lb(2㍍)
【ルアー】
シェルシェイピングルアーズ・Cutback180
シェルシェイピングルアーズ・bubby160(プロト)
【越智信清・プロフィール】
※上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。
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