VSヒラマサ&キハダマグロ 五島列島の秋磯でポテンシャルの高さを痛感!!|【VS青物=FUSION STYLE= vol.2】
釣りの聖地として知られる五島列島。多彩な魚種が釣り人を魅了していますが、今回はそんな豊かなフィールドにおける秋のショア青物ゲームについてご紹介します!!
Text:SHUN
釣りの聖地、五島列島
九州最西端に位置し、大小の島からなる五島列島は対馬海流の影響を大きく受けるフィールドです。非常に豊かな海域で魚影も濃く、全国でも有数の釣り場となっています。
私自身にとっても磯のフカセ釣りをしていた小学生のころから憧れの地でした。そして、関東に在住している現在は、青物シーズンに入ると夢を求めて現地へと遠征しています。
五島列島へのアクセス法
五島列島の磯にアクセスするには、大きく以下の2つの手段があります。
①長崎県本土からの瀬渡し…長崎県の本土から出港の瀬渡し船を利用すると、島に渡らなくても五島列島の名礁で竿を出すことができます。また、ポイントをよく知る船長さんのアドバイスもいただけるので、初めて五島列島で釣りをする方にはオススメの手段となります。
②高速船、フェリーで島に渡る…五島列島(宇久島、小値賀島、中通島、奈留島、福江島)には高速船やフェリーで渡ることができます。そして、島ではレンタカーを用いて地磯を巡ったり、瀬渡し船を使えば沖磯で釣りを楽しむことができます。もちろん、島に渡れば食や観光の楽しみも加わるので日程に余裕があればこちらがオススメです。なお、地磯で竿を出す場合はくれぐれも島のマナーを守り、地元の方々の迷惑にならないように楽しむことが大切です。
VS青物・秋のベイトパターン
秋の五島列島では一般的なベイトとされているイワシやキビナゴの他に、この時期ならではのベイトフィッシュも存在します。その1つがシーズン初期に目にすることが多い30~60㌢のダツです。ダツパターンといえば夏を連想される方も多いと思いますが、特に潮通しのよい場所に位置する磯では秋シーズンも数十匹の群れをなしたダツが大型魚に捕食されているシーンをよく目撃します。
続いて20~40㌢のカマス。夏の終わりから晩秋にかけて回遊量が多くなる傾向にあり、特に朝まづめに港内や磯のワンドに溜まっていることが多くなります。そのため、私は釣行前日に漁港を回り、そこで会う釣り人に話を聞きながらカマスが溜まっている場所を見つけ、その港に隣接する磯に目星をつけて翌朝にアタックすることも多いです。
なお、遊泳力があって移動速度も早いベイトパターンのときは大きめ(18~23㌢)のダイビングペンシルを多用しており、その有効性を実感しています。
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