秋磯で青物の心地よい引きを満喫!!|【SHORE SNIPER vol.23】
慌ただしく過ごした初秋でしたが、その中で秋磯を満喫すべく釣行。本命の大型ヒラマサの気配はありませんでしたが、ショゴやワカシが大いに楽しませてくれました…
Text & Photo 大野 祐
朝晩は涼しい風も吹き、心地よい季節になりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私はというと、台風15号の直撃によって地元の千葉に被害が出ましたが、9月中旬はその復旧の手伝いをしていました。そして、月末は消費税率変更前の駆け込み需要で仕事もバタバタ。ほとんど釣りに行けませんでした。
これほど釣りに行かないのは久しぶりという9月でしたが、それでも合間を見て何度かは磯に立てましたので、そのときの様子をお届けしたいと思います。
秋の外房・ロックショア青物ゲーム
全国的にそうだと思いますが、秋は地元の房総半島もさまざまなターゲットが狙える好シーズンです。ヒラマサはもちろん、カンパチの若魚であるショゴ、ブリの幼魚であるワカシ(ツバス)やイナダ(ハマチ)の魚影も濃く、高確率で釣果が期待できます。
9月中旬、期待を胸に夜明けの時間帯から潮通しのよい一級磯に向かいました。ポイントに到着すると知人が1人だけ。見渡す限り、他の磯は無人でガラガラです。「ハイシーズンなのに人がいないのはやはり釣れていないからかな…?」と、知人と談笑しながらキャストを開始しました。
ちなみに、房総で竿を出す際はほとんど周年ウェットスーツを着用していますが、この時期は海水温も高いのでウェットスーツを着なくても済み、キープキャストも快適です。
ダブルヒットが3回も!!
さて、日が昇ってしばらくしたところで知人に何かがヒット!! すんなりと上がってきたのはワカシ(ブリの幼魚)でした。
とりあえず魚がいることに安堵しながらキャストを繰り返していると私にもバイトが。これはフッキングに至らなかったものの、その後もすぐに食ってきて今度はヒット!! キャッチしたのは40㌢に満たないワカシでした。
大きな群れが回ってきたのか、複数のワカシが足もとまでチェイスしてきます。キャストのたびにアタリがあったり、ヒットして入れ食い状態に!! アベレージサイズは40㌢前後ですが、1つのルアーに2匹掛かるダブルヒットが3度もあり、30分ほどで軽く2ケタのワカシをキャッチしました。
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