水平浮きポッパーの可能性をとことん追求!!【タックルハウス・Tuned K-TEN TKP115YK】が登場 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア

水平浮きポッパーの可能性をとことん追求!!【タックルハウス・Tuned K-TEN TKP115YK】が登場

タックルハウス・Tuned K-TEN TKP115YK・釣り具レビュー1

2019年9月中旬、水平浮きポッパーである『TKP115YK』がタックルハウスから登場。重めのウェート設定にスクエア(四角)のボディー断面という特徴を持ち、横浮きタイプの可能性が追求されたこのルアーの実力とは…

まとめ:編集部

『TKP115YK』は水平浮きポッパーとして汎用性の高い115㍉という全長ながら、29㌘という重めのウェートに設定されているので抜群の飛距離を誇る。ボディー断面をスクエア(四角)に近づけることでフローティング設定とし、さまざまなスピード域での扱いやすさを実現。安心して使用することができる。

攻め手が非常に豊富で通常の水平浮きポッパーとしての使い方はもちろん、独自のボディー形状と「K-TENシステム」を発展させた「RMシステム」により、ステイ、スローリートリーブ時にも魅惑的な波紋が発生。微低速でもローリングアクションでアピールする。

また、ハイスピードリトリーブでは暴れ過ぎることなく泳ぐなど、水平浮きポッパーに必要な機能が盛り込まれているのが大きな強みだ。

RMシステムにより生命感を演出

「機能は妥協せず、機構は可能な限りシンプルに」という31年前の登場時から続くK-TENシリーズの考えに沿って、外観の造形に派手さはないものの、内部機構はアップデートが重ねられている。

たとえば「RMシステム」に採用されているマグネットは、磁石の片面をラウンドさせて1点でウェートを固定。正しくは、ウェートは磁石のラウンドしている面に接しつつも外力を受け、細かく動き続ける。磁石の形状と取りつけ角度をかえたことにより、新たな機能として水の動きとは完全に同調せず、生命感を生み出してターゲットにアピールするのだ。ちなみに、釣果には関係のない部分ではあるが「RMシステム」が採用されたことにより、静水に浮かべると磁石によってそのうち南を向くという性質を持つようだ。

タックルハウスからは一昨年にデビューした『TKP135TT』に続いてのポッパーの登場となるわけだが、これは「同じ1匹を釣るとき、魚を水面に引き出す楽しさをもっと味わってほしい」という同社の思いに基づいてのもの。そういった意味でもこのルアーならではの強みを存分に生かして『TKP115YK』ならではのトップゲームを味わってほしい。

タックルハウス・Tuned K-TEN TKP115YK・釣り具レビュー2
タイプ=フローティング/全長=115㍉/ウェート=29㌘/フック=ST-46#1/リング=#5
※写真は初回出荷限定カラー(MN1.コンパス)。

※メーカーの商品ページはコチラ(http://www.tacklehouse.co.jp/product/tkpyk.html)。

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