本命のヒラマサの合間に癒しのショゴ(カンパチ)ゲームを満喫!!|【SHORE SNIPER vol.22】
不調続きの外房ですが、私は本命のヒラマサを狙って磯に立ち続けています。そんな中、気分転換も兼ねて夏~秋の好ターゲット、ショゴ(カンパチの幼魚)を狙ってみたところ…
Text & Photo 大野 祐
まだまだ暑い日もありますが、黄金色の稲穂を心地よい秋風が撫でる季節になりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
8月は台風9号と10号により波の高い日が続きました。私は波乗りをする機会が多かったのですが、その前後はかわらず外房の磯に繰り出していました。
7月末には待望のヒラマサをキャッチできて復調を期待したものの、外房の磯は相かわらずの不調続き。まともなサイズのヒラマサの話はほとんど聞こえてきません。私も友人たちもボウズ続きでしたので、たまには魚の手応えを味わおうとこの時期の定番ターゲットであるショゴ(カンパチの幼魚)を狙うことに。今回はその様子をお届けしたいと思います。
夏~秋の好ターゲット、ショゴについて
8月下旬、不調とはいえ淡い期待を抱いて夜明けからヒラマサ狙いの磯にエントリー。しかし、案の定、ヒラマサの気配はなくノーバイト。ヒラマサ狙いは早々に見切りをつけ、ライトなタックルに持ち替えてショゴゲームを楽しむことにしました。
ショゴについて簡単に紹介すると、房総では季節回遊魚のような存在で、早い年にはゴールデンウィークあたりから姿が見られ、季節とともに成長して晩秋には終了となります。
サイズは年回りによってかなりバラつきがありますが、初期は20㌢越えの小型、終盤には50㌢ほどのサイズも見られます。ただし、3㌔オーバーの個体はほとんど見られず、よく見るサイズは30~45㌢ほどなので、それに合わせたタックルで手軽に楽しめます。
昨年(2018年)は魚影も濃く好調でしたが、今年は接岸が遅れたうえに数・型ともにパッとしません。それでも毎年ショアラインには確実にいる魚ですし、この時期の好ターゲットであることは間違いありません。
回遊魚とはいえ定着性が強く、潮通しのよい沖のポイントよりも水の出入りがあるワンドや港内などに多く見られます。釣行当日も入り江の中ほどから釣りをスタートしました。
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