女子アングラーにもおすすめ!! 群れを支配する豆アジングの楽しみ方|【Shar’s=Style= vol.4】

豆アジング 攻略法1

初秋はナイトゲームの豆アジングがおすすめ。「小型のアジならサビキで釣れば?」という方も多いと思うが、その考えは早計。以下で紹介するノウハウを参考に、この釣りならではの醍醐味を存分に味わってほしい!!

Text & Photo 辻原伸弥

9月に入っても日中はまだまだ暑い日が続くが、夜風は涼しくて虫の声に季節の移ろいを感じる。秋はナイトゲームが楽しい時期だ。そして、この時期に私が夢中になるのがアジング。ターゲットは15~20㌢ほどの豆アジと呼ばれるサイズである。

豆アジングの経験のない方は「そんな小さなアジならサビキで狙う方がいいでしょ?」と考えるに違いない。実際、昔は私もそう考えていた。では、そんな私がなぜ豆アジングに夢中になったのか?  それはずばりアタリを取ることの楽しさだ。

初めて豆アジングにチャレンジしたら、手もとに伝わる無数の小さなアタリに驚くことだろう。これに対して手首のスナップを効かせてフッキングに持ち込み、魚の生命感がロッドに伝わった瞬間に至福が訪れる…。しかし、アタリは数あれど、なかなかフッキングに持ち込めないのがこの釣りの難しくておもしろいところ。そこが最大の魅力だと感じている。

今回はそんな豆アジングについて、辻原流の釣果アップ作戦を紹介したい。

ポイントとタイミングについて

ポイントについては基本的にサビキ釣りでアジの釣果が上がっているポイントならどこでもOK。常夜灯周辺など小魚が集まりやすい場所が狙い目となる。

そして、ポイント選びよりも大切なのが潮を重視してアジが集まりやすい時間帯を狙うということ。この点が最も釣果を左右するということを覚えておきたい。

私のホームグランドである神明・淡路島エリアの場合、満潮前後のタイミングを狙うと非常に効率よく釣果を伸ばせると考えている。具体的には上げ7~8分、下げ2~3分といったところだ。

また、明石海峡の潮流の影響を強く受けるエリアだけに潮が大きく変化する大潮時と、潮がダラダラと動く小潮時では狙い目が異なるということを念頭に置く。明らかにアジの食いが異なるタイミングが存在するため、それを見つるように意識しよう。

豆アジング 攻略法2
潮の影響を強く受けるアジだけに、釣行のタイミングを重要視して確率の高い釣りを楽しみたい。

アプローチの要点

実釣開始とともに探り当てたいのはアジが集まっているタナ。アジがいるレンジは表層~宙層~ボトムまで、その日の状況によってまちまちだ。それをいち早く把握することが大切で、私の場合はファストムービング的なルアーでアジを捜すことから始めている。

ジグヘッドは風や潮流の状況によって0.5~0.9㌘ぐらいの間で軽量かつ小型のものを多用(タングステン製のジグヘッドも有効)。ワームは1.5㌅を基本とし、アジの活性が高ければ2㌅を使用することもある。ターゲットはサイズの小さな豆アジだが、それにとらわれないワームのサイズローテーションも心がけたい。

豆アジは群れで行動していることが多いため、1匹ヒットすると続けてアタることが多い。ただし、同じワームで狙い続けているとアタリが遠くなる傾向がある。最初は餌を取り合って群れの活性が一気に上がるが、慣れてくると活性が下がるのも早いといった感じだ。

そのため、ワームの種類やサイズ、カラーを積極的に変更し、アジの活性が下がらないようにアングラーがコントロールすることで釣果を伸ばしたい。

豆アジング 攻略法3
経験豊富なアングラーもついつい夢中になる豆アジング。その奥深い楽しみをぜひ味わってほしい。

アクション考察

まずはカウントダウンでレンジを刻み、前述したようにアジの反応があるタナを把握することに努める。基本アクションはスローリトリーブによるスイミングだ。

また、最初はボトム付近でのシェイクアクションにしか反応しなかったアジが徐々に活性を上げて宙層へと上ずり、リトリーブアクションに好反応を示すというケースも決して珍しくない。反応するアジだけを釣るのではなく、常に群れをどのようにコントロールするかを考えて狙うことがキモとなる。群れの活性をうまく上げることができれば、まさに「してやったり」である。豆アジング最大の魅力はここにある。

豆アジング 攻略法4
1対1の勝負ではなく、群れをコントロールすることが豆アジングの醍醐味。それを実感できれば大きな達成感が味わえる。


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