「釣った魚で自炊生活」がスタート!!|【Fishing Trip vol.1】
シーバスを求めて高知県へ
翌朝は8時に起床。悩んだ末に目的地を高知県四万十市に決め、付近でシーバスを狙うことに。途中の徳島も魅力的でしたが、今春2日間に渡って現地でメバル釣りを楽しんだことから、今回は新たな釣り場を求めてパスすることにしました。
車は順調に高知市、土佐市を通過。須崎に入って海を横目にドライブを続けていると、気になるポイントを発見しました。車から降りて海の状況を観察しているとボイルが発生!! 急いで車に戻ってタックルを準備します。そして、焦る気持ちを抑えてメタルジグを遠投。底を取ってアクションを加えながら巻き上げてきました。
すると、いきなり40㌢ほどのシーバスがヒット!! ライトタックルでエラ洗いに対抗しつつ、何とか釣り上げることができました。それを見ていた友人の田中君も急いでタックルを準備し、同じ場所からキャストしたところ、30㌢クラスのシーバスをキャッチすることができました。私が釣った大きい方のシーバスをキープし、本日の夕食が確保できたことに2人で安堵しました(笑)。
その後は予定通りに四万十市へ。途中で急遽竿を出したことから、予定よりも1時間遅れの19時に到着。お腹も空いていたのでさっそく夕食の準備に取りかかります。プライパンの上にアルミホイルを敷き、その上でスズキを焼いて塩だけで味つけ。インスタントご飯とともにおいしくいただきました。
食事のあとは入浴施設でゆっくりとお湯に浸かって体を休め、この日の宿泊場所である無料キャンプ場(四万十川の河川敷にあります)に移動。テントを張ってしっかりと睡眠を取りました。
猛暑の中でルアーをひったくった魚の正体は?
翌8月8日は無料キャンプ場をあとにして宿毛市へ直行。当地には田中君の親戚がいて、この日はそこでお世話になる予定です。
思ったよりも早く現地に到着したため、13時と暑い時間帯ながら大島の漁港で少し竿を出すことに。しかし、10㌘のメタルジグでボトムを攻めるも反応がありません。「日中は厳しかな…」と油断していると、突然ルアーがひったくられました。直後にドラグがジリジリと鳴り、ラインが引き出されます。強引を楽しんでキャッチしたのは35㌢ほどのメッキ。この日の夕食は田中君の親戚がご馳走して下さるとのことだったので、キャッチした魚はすぐにリリースしました。
その後も1時間ほど竿を振りましたが、あまりの猛暑に危険を感じたので無理をせずに納竿。親戚宅で休憩を取らせてもらいました。そして、お約束の入浴施設でひとっ風呂浴びたあとは居酒屋で夕食をご馳走になりました。ここで久々にビールを飲むとすぐに酔いが回り、親戚の家に帰るやいなや寝入ってしまいました(笑)。
以上が8月6日から8日までのレポートです。今のところとても楽しく濃密な日々を過ごしていますが、今後は台風の接近でどうなることやら。十分に注意して引き続き釣り旅を楽しみたいと思います。
今後は高知県宿毛市の沖ノ島で竿を出す予定です。実は高校1年生のときに田中君とともに現地を訪れています。当時の我々にとっては大きなチャレンジでしたが、果たして5年前から釣りのウデは上達しているのか? 少なくとも知識は増えているはずなので同じフィールドでそれを確かめるとともに、みなさまに沖ノ島ならではの楽しい釣りをご紹介できればと考えていますので、ぜひお付き合い下さい!!
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