カマス釣りをサクッと快適に楽しもう!!|【ほぼ月刊 武田 栄!vol.7.5】
夏場は日課のようにカマス釣りを楽しんでいます。それでもまったく飽きないのがこの釣りの魅力ですが、サクッと快適に楽しむのが僕が実践するカマサーゲームの流儀。その実釣の模様をレポートしましょう…
文:武田 栄
今シーズン最大サイズのカマスが登場
別記事(【2019 夏のカマスゲーム最前線】)でもその魅力をお伝えしたカマス釣り。「サクッと行こっ!!」とカマス実釣取材に行ってきました。ポイントは大阪湾南部から紀北エリアにかけての沿岸部です。
17時、まだ早いなぁ、暑いし…⁉︎(笑)。そんなわけで18時ごろになって車に乗り込み、沿岸部を見ながらポイントをチェック。あらかじめこの日に取材することが決まっていたため、前日、前々日もしっかりとカマスをチェックをしていたタケダさん(エライ!!)。そのときは数個所でカマスをキャッチしていました。そして、この日は前日も釣った、とある防波堤へと向かいました。
「風も気候も昨日と同じような感じ。ただ、今日は夕まづめに満潮時刻が重なるのがちょっと心配かも…?」とスタッフに告げ、新作のゲームベストに腕を通し、タックルと小型のクーラーボックスを持ってポイントへ。それほどよい潮回りではありませんが、少し風も吹いていてわるくない雰囲気。「ほな、そろそろ始めます!!」と19時に実釣を開始しました。
すると間もなくしてファーストフィッシュが!!「うわ、デカい」と、いきなり今シーズンの最大サイズが登場!! 「もしかしてエエんかいな、今日は⁉︎」と鼻息荒くキャストを再開しました。
今年は期待大!!
ところが、この日はあとが続きません。「あら?」どうも潮がイマイチ動かない様子。ただ、幸い心地よい風が吹いていて初夏とは思えないほどの涼しさ。風で蚊も寄ってこないので快適です。
そんな感じで余裕を持ってアプローチを続けていると5分後にヒット!! 先ほどの1匹に比べるとやや小ぶりですが十分なサイズです。ちなみに、今年のようにカマスが好調な年ほどエンピツカマス(小型カマス)が少なく、初期からよい釣りができます。
その後もポツポツとアタリが出ますが、この日は途中でよくバレます(カマスの活性が高くない日は浅掛かりでよくバレます!!)。
少し薄暗くなり始めてきたところで、防波堤の先端付近へ移動。そこからプチ時合に突入しました。あいかわらず水面や足もとでバレることも多かったですが、「かる~く遊ぶ」という意味では十分な釣果。とにかく涼しくて気持ちのよい日でした。そんなこんなで「今年は楽しくカマスが釣れそう!!」と感じさせてくれる2019年の夏です。
僕が住む大阪湾南部・泉南エリアはもちろん、紀北~中紀エリア、四国、淡路島、日本海エリアもカマスのメッカ。さらに山陰や九州をはじめ、伊豆や関東方面まで、今やうれしいことにたくさんのカマサーファンがいてくれます。みなさんも次ページで紹介する注意点を参考に、ぜひ夏の朝夕にはカマス釣りをお楽しみ下さい。今年は好調なのでチャンスですよ!!
スポンサーリンク
※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。