サイズを問わなければ年中OK!! ライトに楽しむ南紀エリアのショア青物ゲーム《前編》 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

サイズを問わなければ年中OK!! ライトに楽しむ南紀エリアのショア青物ゲーム《前編》

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マイスタイル

私のライトショアジギング、プラッギングは肩の力を抜いて楽しむパターンだ。ハマチ・シオに加えてヒラメや根魚など、あらゆる他魚に期待しつつ気楽に竿を出すのがマイスタイルである。

ロッドは8.6~9.6㌳クラスをポイントによって使い分けることになる。足場のいい漁港では足もとから狙い目となるうえに回遊ルートも近いため、やや短め(9㌳前後)のシーバスロッドML~Mクラスや、8㌳台後半のエギングロッドM~MHクラスが扱いやすい。

サーフやスロープ状の小磯などではポイントが遠くなるため長めのロッドが必要だ。個人的に使用率が高いのは9.6㌳のシーバスロッドである。竿のパワーは場所を問わず使用ルアーの重さに合わせることになり、基本的にはML、Lクラスが扱いやすい。現在はライトショアジギング専用ロッドが各社から発売されているからそちらを選択するのもいいだろう。

リールは3000番クラスのハイギヤモデルを使う。ルアーを見切られないスピードで巻けるうえ、回収スピードも速いため手返しがいいのがこのタイプだ。

ラインはPE。メジロクラスは想定していないので0.6~1号で十分。飛距離がほしいポイントほど細号柄でいく。ライトラインだとファイト時のスリルもアップするので個人的には技術の向上にも繋がると考えている。

リーダーは根ズレや想定外のサイズがヒットすることも考慮してフロロの20Lb前後を使用している。また、状況に応じてルアーローテーションも必要だから信頼のおけるスナップでルアーを接続している。

ルアーは28㌘を基準に15~40㌘のメタルジグ。ナブラ撃ちに必要な遠投力、表層から底まで探れる汎用性の高さ、回遊魚の時合を逃がさない手返しの早さという点からジグを主軸にしている。ただ、まづめどきにナブラが出たときのために、使って楽しく、釣れてもうれしいトッププラグの用意も欠かさないし、攻略レンジや目先をかえるという意味でもミノーやバイブレーション、シンキングペンシル、ワームなども持参している。

《参考タックル》漁港やサーフでのハマチ・シオ狙いを主体に楽しむ際は、8.6~9.6㌳のシーバスロッドML~Mとスピニングリール3000番の組み合わせを多用。サーチルアーは飛距離と手返しの早さに優れた15~40㌘のメタルジグを使用している。なお、その他の使用ルアーは以下の通り。 トッププラグ=タックルハウス・レジスタンスバルチャーVU120、K2RP122、Go-Phish・100-P/シンキングペンシル=タックルハウス・レジスタンスモーキンMO106、K2R112フローティング、スカジットデザインズ・スライドベイトヘビーワン90㍉、ハクト・リーフ100㍉/ミノー=タックルハウス・K-TENブルーオーシャンBKS90、K2F122、ジャクソン・アスリート9S

 

基本的なアプローチ法

まず大事なのはルアー選び。飛距離と手返し重視で多用するジグだけに、要領よく釣るためにウェートは必ず水深に合わせること。他のプラグ類はその日の状況に合わせてラインナップを決める。

ナブラがないときは潮目や潮ヨレなどをポイントとして見立て、その潮かみからルアーを送り込んでフリーフォールで底を取る。

サソイのパターンは、最初にやる気のある魚を捜すときは高速リトリーブとし、反応がなければリフト&フォールやワンピッチジャークなどの組み合わせとする。いずれも基本的にはボトムからの巻き上げだが、反応が乏しければボトムバンプも多用する。これでヒラメや根魚といった嬉しい他魚がヒットすることも多いものだ。

(《後編》に続きます。明日公開予定)

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