オオモンハタに癒されながら大型青物の動向をチェック!!|【ショア大型青物への道 vol.8】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

オオモンハタに癒されながら大型青物の動向をチェック!!|【ショア大型青物への道 vol.8】

オオモンハタに癒されながら大型青物の動向をチェック!!|【ショア大型青物への道 vol.8】

夏の爽快な釣行プラン

さて、3連続で同じ磯に通っていたため、他の磯の状況が把握できていません。惰性でメジロを狙ってもワクワクしないのでイチから考え直し、真夏に特大カンパチを追い求めるパターンに切り替えることにしました。真夏の特大カンパチはトビウオやカマスをワンドに追い込むことがあります。そのような状況の地磯を見つけることができれば、朝イチに水面を割ってポッパーにドカンと出ます。

そんな妄想を抱いて朝イチからポッパーをキャスト。その後はベイトの多い磯を捜し、ライトショアジギングタックルに持ち替えて地磯をランガンするという、夏の爽快な釣行プランに切り替えました。

結果からいうと、残念ながら他のポイントでも特大カンパチの気配は感じられませんでした。トビウオの姿が確認できず、ポイントチェックが目的のライトショアジギングでカマスが釣れることもありませんでした。しかし、期待に胸を膨らませて十分にワクワクする釣行となりました。

さらに、ライトショアジギングでは美味なお土産を確保することができました。この時期に30~60㌘のジグを引いていると、オオモンハタがよく釣れるのです。今回キャッチしたのは45㌢の肉厚なオオモンハタで、刺し身と酒蒸しで最高の晩酌となりました。

大型青物 ポイント開拓3
嬉しいお土産、オオモンハタをキャッチすることができました。

夏の嬉しい他魚、オオモンハタの魅力はその釣れ方にもあります。私のライトショアジギングは大型青物を捜す目的なので(大型青物のベイトを探ったり、ポイントの地形を把握することなどが目的)、繊細に底を探ったり、じっくりと粘ることはありません。遠投して底を取ったらタダ巻きでジグを引き、再度底を取ってタダ巻き。これでベイトの存在やポイントの地形が把握できたら、次のポイントに移動といった具合です。

そして、オオモンハタは距離的にかなりジグを追いかけるので、このような釣り方でも十分にヒットします。ヒットパターンとしては2度めの底取りから巻き上げてくると、宙層や回収前に引ったくるようにバイトしてくるケースが多いです。そういったシンプルな釣れ方と食味の素晴らしさがオオモンハタの魅力だと感じています。

今後もオオモンハタに癒されつつ、大型ベイトを追い込む特大カンパチを捜して真夏の地磯のランガンを続けいくつもりです。

 
大型青物 ポイント開拓4
きたるべき大型青物の接岸に向け、今後もしっかりと目的を持った釣行を続けていきたいと思います。




使用タックル

ライトショアジギング用タックル

【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートス The Out Range105

【リール】
ダイワ・セルテートHD3500H

【ライン】
PE2号

【リーダー】
フロロ60Lb(2㍍)

【ルアー】
プロショップ アジト・ジグ各種30~70㌘

特大カンパチ用タックル

【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートス110HHH-GT

【リール】
ダイワ・ソルティガZ6500H DOGFIGHT

【ライン】
PE6号

【スペーサー】
PE12号(3㍍)

【リーダー】
YGKよつあみ・ナイロンショックリーダー130Lb(10㍍)+170Lb(3㍍)

【ルアー】
SHELL SHAPING LURES・トランペット170、200


【越智信清・プロフィール】

地元の愛媛で10歳のころよりSWルアーゲームに親しみ、学生時代を大阪で過ごしたことから激戦区の紀伊半島で釣りの腕を磨く。帰郷後は「その磯のヌシを釣る」ということをテーマに、1年を通して大型ヒラマサを追い求めている。独自の硬派なスタンスでターゲットに挑み、各種トップウォータープラグを用いた釣りを得意としている。

【ショア青物ゲーム・安全とマナーについて】

※上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。


オオモンハタに癒されながら大型青物の動向をチェック!!|【ショア大型青物への道 vol.8】

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。