【シーバス&クロダイ】夏のサーフゲームを満喫しよう!!|【北陸ショアゲームイズム vol.8】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

【シーバス&クロダイ】夏のサーフゲームを満喫しよう!!|【北陸ショアゲームイズム vol.8】

【シーバス&クロダイ】夏のサーフゲームを満喫しよう!!|【北陸ショアゲームイズム vol.8】

地形変化が激しいことを念頭に置いて…

前述したように、河川の流入が見られるサーフは雨後に狙い目となるわけだが、そのような場所は波の影響と重なって地形変化が激しい。

豪雨によりサーフに流入した水の力によって流れの向きやブレイクの位置がかわり、ときにはストラクチャーとなるテトラが埋まってしまうことも。さらにはブレイクがより深くなることもある。

私は例年梅雨に入るころからサーフに釣行するのだが、毎年好釣果が得られるポイントが変化するのもサーフゲームのおもしろさだと感じている。過去に竿を出したことがあるポイントでも先入観を持たず、その年のヒットポイントを捜し当てるということを念頭に置いて楽しんでほしい。

シーバス サーフ3
地形がかわりやすいのがサーフエリアの特徴。そのことを前提にポイントをチェックしよう。

基本的なアプローチ方法

サーフではストラクチャーやブレイク周辺にシーバスが定位していることが多いため、まずはポイントを広く探るように心がけたい。ルアーは9㌢のシンキングペンシルをメインに使用。ただし、水中の変化が分からないポイントが多いため、レンジを下げ過ぎるとロストの原因となるので注意したい。水面下でできるだけスローに漂わせ、ストラクチャーやブレイク周辺でバイトに持ち込むイメージで攻めるのがセオリーだ。

また、ウネリが強い場合はルアーをサイズアップさせたり、レンジの入るタイプを使用する。他にもミノーに好反応を示すこともあるので必ず用意しておきたい。ミノーイングの場合は流れの変化を探っていくことになるが、やはりブレイクに近づくタイミングでバイトが得られることが多い。

最後に、セミの声が響き渡る8月まで期待できるサーフゲームだが、何度もいうように増水後のタイミングで狙うのが基本。安全面にはくれぐれも留意したうえで、雨後のタイミングで釣行できれば楽しい夏のシーバスゲームが味わえるはずだ。

シーバス サーフ4
シーバス サーフ5
条件が揃えば大釣りも期待できるのがサーフの魅力。ストラクチャーやブレイクの位置を把握して効率よくヒットに持ち込もう!!

使用タックル

【ロッド】
エクリプス・ソウルクラッシュ99MMH

【リール】
シマノ・ステラSW4000XG

【ライン】
エクリプス・ヴァリアントPE1.5号

【リーダー】
バリバス・VEP ショックリーダー[ナイロン]35Lb

【ルアー】
エクリプス・ドリフトペンシルシャロー90

エクリプス・バロール90

【ベスト】
リアス・ウェーディングベスト ドビー FLV-2300

【ウェーダー】
リアス・ブーツウェーダートライバージョン2 FWD-1600


【丸山政寅・プロフィール】

地元、北陸エリアのフィールドをところ狭しと駆け回る行動派。磯でのシーバスや青物狙いをメインに、「旬を追う」をモットーにメバリングやエギング、サクラマスゲームにも精通するマルチアングラー。


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