初夏~盛夏の磯はカンパチ狙いで決まり!!|【ショア大型青物への道 vol.7】
夏の地磯を満喫
ジグを投げ始めて1時間ほど経過したころ、宙層で気持ちのよいアタリが!! カンパチの可能性があるので根に走られないように全力で寄せると、上がってきたのはよく肥えた美しい魚体のメジロでした。
アプローチを再開して30分、およそ40㍍沖でベイトの群れが水面に押し上げられました。ジグを100㍍ほどキャストして着底させたばかりだったので急いで回収しながら「これはシンキングペンシルがおもしろいかな…」と考えていると、「ガッツーン」と竿が引ったくられてヒット!! 魚は一気に手前へと突っ込んできました。
明らかにカンパチの引きですが、大きくはありません。磯にズリ上げたのは55㌢のネイリと呼ばれるサイズのカンパチでした。サイズはともかく、全体にピンクがかった惚れ惚れする美しい魚体です。
ストリンガーに素早く魚を繋いでジギングを再開。2回めの底取りからタダ巻きで20㍍ほど巻き上げ、大きなシャクリを3回入れてアピール。その後、タダ巻きにかえた直後から魚がまとわりつくような感触が伝わってきました。そのままタダ巻きを続けると「ゴン!!」とアタリがあり、先ほどよりも重みのある引きが伝わってきました。そして、キャッチしたのは60㌢のネイリ。先ほどの1匹よりも少しだけサイズアップしました。
その後もメジロがヒットし、納竿間際にはさらにネイリを追加。重たくなったリュックを担いで磯上がりしました。この日はプラグへの反応がわるく、ジグがヒットルアーとなりましたが、それでも少し食い渋るような感じがありました。
ちなみに翌日に魚をさばいたところ、メジロもネイリもしっかりと脂が乗っており、大変満足な食卓となりました。
今後は大型カンパチに照準を合わせて…
今回ご紹介したように、今後の愛媛南西部はカンパチとメジロ狙いが楽しい時期となります。手軽な波止や険しくない磯でも十分に釣果が期待できます。その中でたまにどうにもならないサイズのカンパチがヒットすることもあります。何の雰囲気もない中で突然食ってくるのですが、何とかそのサイズと渡り合うのが目下の課題です。
そんな盛夏の大型カンパチを求め、接岸のサインとなる大量のトビウオの回遊を見つけられるよう、マイナーな地磯を転々と回ろうと思っています。ただ、この時期はハチや毒ヘビなどに遭遇する可能性があります。みなさんも地磯に降りる際はくれぐれもご注意下さい。
使用タックル
【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートスデューロ96HHH RGガイド
【リール】
ダイワ・10ソルティガ5000
※現行モデルのメーカー商品ページはコチラ
【ライン】
PE5号
【リーダー】
PE10号(5㍍)+フロロ100Lb(6㍍)
【ルアー】
AZT・El Dorado 95㌘
【越智信清・プロフィール】
※上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。
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