初夏~盛夏の磯はカンパチ狙いで決まり!!|【ショア大型青物への道 vol.7】
夏を迎えて本命のヒラマサはオフシーズン。かわってカンパチ狙いが楽しい時期となりました。今回はタイミングよく釣行でき、そんな夏のロックショアゲームを満喫することができました…
Text & Photo 越智信清
初夏~盛夏のお楽しみ
例年に比べて雨の少ない初夏を迎えていますが、みなさん楽しい釣りをされていますか? 私のホームグランドである愛媛南西部の地磯は本命のヒラマサがオフシーズン(個体数の少なさから最近は年中オフシーズンのような…)。そこで、初夏~盛夏にかけてはカンパチをメインに狙っています。
今回は小型ながらも楽しいカンパチ釣りを堪能することができましたので、そのときの模様をレポートさせていただきます。
黄緑色の光を放つ船の正体は?
釣行当日は予定よりも早くポイントに到着したため、小1時間ほど周辺を探索。日曜日とあって人気ポイントには数台の車が停まっていました。その後もウロウロしていると、アッという間に時間が経過。気づけばエントリーできそうな磯がなく、夜明けが近づいてきて少し焦りが出てきました。
そのとき、海に黄緑色の光を放つ数隻の船が浮かんでいるのを確認。これを見てテンションが上がりました。この船は集魚灯を用いた漁船で、その周辺にはキビナゴなどの小魚が回遊している可能性が高いのです。さっそく漁船が浮かぶエリアのマイナーな地磯へ急行。夜明け後のタイミングでポイントに到着すると、予想通りに誰もいませんでした。
ジギングはライン操作がキモ
案の定、磯回りには大量のキビナゴや小イワシが入っており、何かがボイルをしています。まずはポッパーを投げましたが反応なし。続いてシンキングペンシルを底まで沈めて強い波動で誘いますが、これでも反応が得られませんでした。ベイトが落ち着きのない動きをしているので、付近に青物がいることは間違いないのですが…。
ここで沖のカケアガリに沿ってジグを通すことに。遠投してジグを着底させたら、大きなシャクリを数回入れます。そして、タダ巻きで10㍍ほど引いたら再度底を取ります。
私の場合、2回めの底取りからが本番と考えています。最初の底取りからのシャクリでラインをできるだけ底に向けて斜めに入れるようにして、2回めの底取りからのシャクリで斜め上方にジグを引っ張るイメージです。
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