【ヒラスズキゲームQ&A】Q12.ポイントは何を目安に見切ればいい?
シューティング的要素を含めたゲーム性の高さから、SWゲームフィッシングの中でも至高のターゲットの1つに数えられるヒラスズキ。ここではポイントを見切る目安について、この釣りに精通するエキスパートが解説!!
[spacer]【磯】段階によって目のつけどころをかえて…
Answer:星野大輔
ヒラスズキ狙いにおいてポイントを見切るということは非常に難しい。およそ自分の経験則から諦めのつく段階を設定することが第一となってくる。風、潮、波、ベイト、時間帯…と、あらゆる条件が刻々と動いている中でヒラスズキゲームの基本とされる見切りのタイミングを説明してみよう。
●タイミング1=見て見切る…サラシはヒラスズキの大きな魚体をベイトから察知されにくくする重要なファクターとなることから、まずその有無が肝心。自分の目で見てサラシがない状態ならそこで見切り、ポイント移動するのが望ましい。だが、サラシが薄い、持続性がない程度の状態は可能性がまだまだあるのでチャレンジすることをおすすめする。
●タイミング2=感じて見切る…サラシの条件はクリアしていても潮が動いていないようでは難しい。潮の動きはサラシの様子からも判断できるが、海面と海中では動きが違う場合もある。ルアーをリトリーブして潮流を感じることが必要だ。巻き抵抗が軽ければ潮流がない、重ければ潮が効いていると判断する。まあ、潮流の確認時にヒラスズキのチェイスがあれば答は明快であるが、潮が動いていない状態なら見切りをつけてもいいと考えている。潮が効いている場合はサラシの広がるタイミングを考えて攻めていく。
●タイミング3=うかがって見切る…ここまでくればあとはヒラスズキの反応を待つだけであるが、ここでの見切りが最も難しい。サラシ、潮流をクリアしたタイミングではサラシが広がるキャストのタイミング、ヒラスズキがつきそうなシモリ、リトリーブコースとスピード、ルアーの泳層とサイズ等を駆使して反応がなければ見切りをつけていいと思われる。そこにヒラスズキがいればベストタイミングで10投もすれば何かしら反応があるもので、キャスト数も目安になってくる。
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