すぐに始められる!! アジング超入門|【Shar’s=Style= vol.2】
楽しみ方の基本
続いて実釣に関するアドバイスを。まずアジングで重要となるのはポイントに関する事前の情報収集だ。これは「どこで釣れているか?」だけでなく、そのポイントで「いつ釣れているのか?」という潮のタイミングについても把握したい。満潮付近のタイミングがよいのか、干潮付近のタイミングがよいのかといった具合だ。これはインターネットの情報だけでなく、釣り場付近の釣り具屋さんで買い物ついでに情報を収集すればいいだろう。
最後にアジを誘うアクションについて。基本的にアジの活性が低ければボトムシェイキングでアピールすることになる。具体的に説明すると、まずジグヘッドリグをキャストし、フォールで底を取ったらロッドティップを10~15回ほど小刻みに揺らす(振り幅は10㌢ほど)。そこからは10~15秒ほど止めてアジのアタリに集中するといった具合だ。アタリは「コツン」と明確に出ることもあれば、「モゾッ」とついばむようなパターンなどさまざま。最初はその感触をとらえるのが難しいかもしれないが何ごとも経験!! 実釣経験を重ねることが大切でこればかりは近道がない。
アジの活性が高ければジグヘッドリグをカウントダウンしながら沈めて宙層を狙う。リトリーブでスイミングさせていると、ガツガツとワームにアタックしてくることもある。ボトム狙いか、宙層狙いか、固定観念にとらわれずにいろいろと試し、その日のヒットパターンを探り当てよう。なお、宙層でアタリがあったときはカウントダウンでレンジが把握できているはずなので、以降はそのタナを狙って効率よく釣果を伸ばしたい。
シーズン序盤のアジングを満喫
さて、冒頭で紹介した今回の釣行では「今度のアジはサイズがいいかも!?」と心地よいドラグ音を響かせながらロッドを大きく曲げるハッちゃん。良型のアジを手に満面の笑みを浮かべ、周囲でサビキ釣りを楽しんでいる方々から祝福されていた。
この日は1人で入れ掛かり状態を楽しみ、短時間で10匹のアジをゲット。みなさんも今回紹介した内容を参考に、ぜひそのように爽快なアジングを楽しんで下さい。まずは釣り場に出かけないと何も始まりませんよ!!

使用タックル
私(辻原)のタックル

【ロッド】
ダイワ・月下美人EX AGS AJING 64LS-SMT・E
【リール】
ダイワ・月下美人 EX1003
【ライン】
ダイワ・月下美人 ライン TYPE-E 1.25Lb(0.25号)
【リーダー】
ダイワ・月下美人 リーダー3Lb(30㌢)
【ジグヘッド】
ダイワ・TG 月下美人 SWライトジグヘッドSS 0.75㌘
【ワーム】
ダイワ・月下美人 ビビビーム1.5㌅
【その他】
ダイワ・フィッシュホルダー240C

ハッちゃんのタックル

【ロッド】
ダイワ・月下美人 MX 68LS-S
【リール】
ダイワ・イグジスト2004 RCSカスタム
【ライン】
ダイワ・月下美人 ライン TYPE-E 1.25Lb(0.25号)
【リーダー】
ダイワ・月下美人 リーダー3Lb(30㌢)
【ジグヘッド】
ダイワ・TG 月下美人 SWライトジグヘッドSS 0.75㌘
【辻原伸弥・プロフィール】
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