すぐに始められる!! アジング超入門|【Shar's=Style= vol.2】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

すぐに始められる!! アジング超入門|【Shar’s=Style= vol.2】

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ロッド選びもアジングの楽しみの1つ

まず、アジングを始めるにあたってどのようなタックルを揃えればよいのかを紹介させていただきたい。念願のアジを手にするには、アジの行動パターンを覚えるよりも間違いのないタックルを選ぶことが一番の近道だと思う。

アジングに関するさまざまな情報はインターネットで簡単に入手できるが、自分に合ったタックル選びは意外と難しい。そこで同じライトゲームのメバルロッドと比較してみよう。極軽量ジグヘッドのわずかな感触を頼りに、ボトム付近でワームをシェイクして誘うことが多いアジングの場合、全体に張りがあってアタリを掛けるタイプのロッドが好まれる。一方、同じジグヘッドの釣りでも宙層でワームをスイミングさせて狙うメバリングの場合、ショートバイトに対する食い込みのよさが求められ、全体的に柔らかくて乗せるタイプのロッドが多い。

メバリング専用、アジング専用と区別されているように、ターゲットに合わせた調子を各メーカーが追求して製品化されるわけだ。その中で使い手であるアングラーの好みを反映させてロッドを選ぶことになる。重要なのは自身の好みをどこまで主張するかということなので、メバリングタックルでアジを狙ってもまったく問題ない。実際に同じアジングでもエリアによって違いがあり、比較的小型のアジが多い地域などは乗せ重視のメバリングロッドのニーズが高かったりもする。

もちろん、メーカーなどが推奨するモデルを使うのもいいし、狙う場所や釣り方、釣れるアジのサイズに合わせて自分好みのロッドを捜してみるのもアジングの楽しみ方の1つ。そういったことを意識し、より視野を広げて自分が楽しめるロッドを選びたい。

アジング入門 アジングハウツー4
タックルが多様化する中で自分の好みを反映させる、つまりこだわりを追求できるのもロッド選びの楽しいところだ。

エステルラインを使いこなそう!!

現在、アジングではPE、フロロ、ナイロン、エステルと4種類のラインが使用されている。そして、ジグ単(ジグヘッド単体)の釣りでは近年エステルラインの需要が高くなっている。

エステルラインは両手で一気に引っ張ると即座に切れてしまうほど衝撃に弱い。ただ、リールのスプールへの巻きグセがつきにくく、軽量ジグヘッドの飛距離を伸ばすことができる。ショックアブソーバーとしてフロロリーダーを30㌢ほどセットする必要はあるが、小さなアタリもとらえやすく、水によくなじむという特性は他のラインにない強みだ。そういった意味でもアジングに最適なラインといっても過言ではないだろう。

なお、エステルラインを使用する際は急な衝撃を与えないよう、リールのドラグを緩めてヒットに備えることが不可欠となる。一般的にはベテラン好みのラインというイメージが強いかもしれないが、これからアジングに入門しようと考えている方にもぜひ使っていただきたい。極軽量ジグヘッドを少しでも遠くにキャストできるアドバンテージはかなり大きく、釣果を大きく左右する。

アジング入門 アジングハウツー5
エステルラインを使用することで今まで食わせきれなかったアジもキャッチできるようになるはずだ。

ジグヘッド&ワームの選択

私の場合、細軸でフックのゲイブが狭いアジング専用のジグヘッドを使用することもあるが、基本的にはメバリングに使用するジグヘッドを多用している。ウェートはポイントによっても多少かわるが0.3~1㌘が中心。アジは口を伸ばしてワームをついばむようにバイトしてくるため、吸い込みやすい軽量なジグヘッドが有利となる。

そのように軽量ジグヘッドを用いる釣りなので、前述したように少しでも遠くへ飛ばすことができるラインと、繊細なアタリに対応できるロッドが必要となるわけだ。

ワームに関しては高活性なアジなら選り好みをしないが、低活性時には味つき(匂いつき)タイプが断然よい場合もあるので両方用意しておきたい。アジの活性を見ながらワームをいろいろ試すというと少々面倒に感じるかもしれないが、釣果を伸ばすコツなのでぜひ実践していただきたい。ちなみに、このあたりはメバリングも同じである。

アジング入門 アジングハウツー6
メバリングもそうだが、ワームやジグヘッドのマメな調整は釣果を伸ばすうえで必須。積極的な釣りを展開しよう!!

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