手軽なイカメタルゲームでジギングにおいて重要な「感覚」を磨こう!!|サイドフィッシングのススメ②
近ごろはメインのジギングの合間にイカメタルゲームを積極的に楽しんでいる。とはいえ、決して本業?をサボッているわけではなく、タックルから技術面に至るまで通ずる点があまりにも多いから…
解説:山本啓人
手軽にウデが磨けるイカメタル
私はさまざまな釣りを経験することが非常に大切だと考えている。それはルアーに限らず餌釣りでも同じである。餌釣りから学ぶことは多く、それらはジギングをはじめルアーフィッシング全般にも通用する。
そんなわけでバス、渓流、ナマズ、カワハギ、シーバス、ヘラブナといろいろな釣りをしているのが現状だが、中でも近年はイカメタルゲームにとことんハマッている。当初は「イカが食べたいから」との安易な理由で始めたが、今ではジギングに行ったら次の釣行はイカメタル、というほどのハマりっぷりである。
最初のころは電動リールとアカイカ用の竿に、いくつものスッテがついた胴突き仕掛けで狙っていたが、正直なところどうも自分に合わないという印象だった。何より、ジッと座ってまったりと釣ることが苦手なので、しだいにアカイカ釣りから離れつつあった。そんなときにイカメタルゲームを知り、新しいもの好きなのと、やはりアカイカは好物なので1回やってみようという感じで始めた。
するとジギング、中でもスローピッチジャークに非常に似ているという印象を持った。まずは金属製のスッテ1つにカンナのハリだけという点。メタルジグもほぼ同じ構成である。また、自分で考えて操作し、ターゲットにバイトさせるということも同じ。
さらに、その中で自在にフォールが使えることなどはまさにスローピッチである。しかも、食味が抜群なアカイカがターゲットなのだからハマらないわけがない。
また、比較的水深の浅いポイントで釣ることもあって多量のタックルを準備する必要はなく、タックルボックスとクーラーボックスが1つずつ、ロッドも2~3本と手軽だ。それに加えてナイトゲームが主体なので出船時間が17~18時であることが多く、釣り場から近ければ仕事を少し早く終わらせてサクッと釣行、という楽しみ方もできる。ポイントまでが遠い場合もあるがたいていは港を出てすぐのところで十分釣りになり、それほど波の影響を受けることもないので船に酔いやすい方でも気楽にチャレンジできるだろう。とにかく、いいことずくめだと思う。
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