いろんな釣りを楽しむということ|【ほぼ月刊 武田 栄!vol.5】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

いろんな釣りを楽しむということ|【ほぼ月刊  武田  栄!vol.5】

福岡ではバチ抜けシーバスも!!

その後もナギ日が続き、再度バス釣りに行ったり、福岡近郊の陸っぱりでメバル釣りを楽しんだり…。そして、大阪へ戻る前日には「そういえば福岡もバチ抜けしてる時期かな?」ということで港湾部のポイントへ。

ありがたいことにこちらにも仲間がいてくれるため、みんなで並んで楽しい港湾バチ抜けシーバスナイト。セイゴ~フッコクラスながら、きれいな魚体のシーバスがヒット(いいんです、港湾は!  サイズよりもコンディション!!)。ワイワイと楽しみながら全員安打で終了。帰りは本場の長浜ラーメンをいただき、気持ちよく帰宅。素晴らしい1日になりました。

SWゲームフィッシング 釣りエッセイ6
SWゲームフィッシング 釣りエッセイ7
現地の仲間とともに楽しんだバチ抜けパターンのシーバスゲーム。今回の九州ではさまざまな釣りを楽しみ、大いに刺激を受けました。

進化の先には…

残念なことに今の関西では、僕の好みのスタイルで手軽にバスを釣ることは非常に困難な状況です。今回の九州では完全に25年前の釣り?ができて本当に癒されました。

バチ抜けシーバスも同様。手軽かつ穏やかに仲間と楽しめる春のバチ抜けパターン。今回はバスもシーバスも昔の釣りを思い出すことができ、「そういえばナイロンラインの釣りって魚がバレへんかったよな…?(笑)」などと改めて実感。進化の先にあるものと、なくなるものをしみじみと感じてよい勉強にもなりました。

ライトゲームからスズキ・ヒラスズキと幅も広い僕(Go-Phish)の釣り。「ベイトでヒラスズキですか?」とか、「そんなルアーで釣れるんですか?」と未だにいわれることも多いですが、Go-Phish&TAKEDACRAFTのスタイルは僕にとっては理にかなった釣り。一生懸命に釣りをしているみなさんには、ぜひさまざまな釣りを楽しんでほしいと思います。そんなわけで、今回は最後にジェームズ・へドンの名言を紹介しておきます。

「ルアーの外見を本物に近づけることによって得られるものはない。外見に左右される人は自然の仕組みを知らない釣り人だ」

…今から117年前(1902年)の言葉です。


【武田 栄・プロフィール】

先鋭のフィッシングギヤブランド、Go-Phish(ゴーフィッシュ)主宰。釣り研究家。メバルやアジ狙いのライトゲームからチヌ・シーバス・磯のヒラスズキまでさまざまな釣りに精通。「おもしろくなければ意味がない!!」をモットーに「タケダ式」と名づけた独創的かつ効率的な釣り方の研究に情熱を燃やしている。

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