想定外の大物も!! 沖縄のスーパーシャローゲーム|【いちゃりば釣Day! 其の四】

沖縄の釣り メッキ・ロウニンアジ1

2019年のゴールデンウィークは綿密な計画を立てることもなく、出たとこ勝負的な釣りを楽しんできました。この時期の岸釣りのセオリーを無視したタイミングでライトゲームに挑んだところ、想定外の大物がヒットして…

Text:金城じょにぃ/Photo:ナラハラマナブ

のんびりスタートのGW釣行

ハイサイ!!  当連載をご覧いただきありがとうございます。大型連休となった2019年のゴールデンウィークは「どこで何を狙おうかな…」と悩んでいるうちに、いつの間にやら連休に突入していました。とはいえ、1日を丸々使って釣りを楽しめるというのは非常に贅沢なこと。それをできるだけでも満足です。

さて、この時期の釣りを楽しむうえで押さえておきたいこととして、5月になると潮の動きにも徐々に変化が見られます。潮汐表を見ると早朝に満潮、日中に干潮という潮の動きになっており、遠浅のエリアが多い沖縄で岸釣りを楽しむなら早朝(潮位の高い時間帯)に竿を出すのがベスト!!…なのですが、貴重な休日ということで朝寝したいという気持ちもあるわけで…(笑)。釣りに行くことで得られる「心の休息」も大事ですが、仕事でがんばった体を労う「肉体の休息」も大切。そんなわけで今回は仲間と話し合い、無理に早起きはせずにスロースタートで楽しむことにしました。

スーパーシャローでのライトゲーム

迎えた釣行当日、令和という新しい時代に入りましたが、いつもとかわらない朝です。あいにくの曇天ですが、久し振りの休日ということで僕の心は実に晴れやかです。

さっそく仲間と合流して釣り場に到着。分かっていたことですが、かなり潮が引いています。ただ、沖縄では足首ほどの水深があれば釣れる魚がいるため、今回はライトタックルを持って少し立ち込み、水深1㍍以浅のスーパーシャローを狙います。

沖縄の釣り メッキ・ロウニンアジ2
水深はおよそこのような感じです。
沖縄の釣り メッキ・ロウニンアジ3
水深が浅いため、うまく近づくことができれば携帯電話のカメラでもこのような至近距離(30㌢程度)で魚の写真を撮ることができます。写真に写っているのはハリセンボン(沖縄の方言名はアバサー)。目が大きくクリッとしていてかわいらしく、見ているだけで癒されます。

かなりの浅場狙いということで使用できるルアーも限られます。まずは小型ポッパーで広大なフィールドをひと通り探りましたが、バイトはあるもののなかなかフッキングには持ち込めません。ルアーの動かし方にも問題はあると思いますが、ここはリズムをかえるために浮き上がりのよい小型シンキングペンシルにチェンジ。トゥイッチを入れて水中から水面を叩くようなイメージ(トップウォーターのペンシル使いとは逆のパターン)で操作します。

広大な遠浅フィールドではどうしても遠投を重視しがちです。もちろんそれも大切ですが、潮が引くことで水面から露出する岩の存在を意識し、風や潮の流れによって生じる糸フケを利用し、トレースコースに工夫することも重要だと思います。そんなわけで僕は「より遠く」ではなく、狙いのコースに対して「より近く」を意識してキャストするようにしています。

このときも遠くに見える岩の後ろに向かってキャスト(着水点も水深はかわりません)。風と流れでラインを湾曲させ、岩をなぞるようにルアーを引くと「ゴボッ」とバイトが!!  やさしくラインを張り、一瞬だけルアーを持って行かせてからフッキング。少し時間がかかりましたが、最初の釣果はナイスサイズのメッキでした。

沖縄の釣り メッキ・ロウニンアジ4
小さな体に似合わず強い引きを楽しませてくれるメッキ。浅場でヒットさせると沖に向かってギュンギュンと走ります。


狙い通りに釣れた1匹ということで、すでに満足感でいっぱいですが、時間もあるのでサイズアップを目指してアプローチを続けます。しかし、その後はあっという間に潮が引いて干潮の潮止まりに。ここは体力温存ということで再び潮が動き出すまで休憩を取ることにしました。

沖縄の釣り メッキ・ロウニンアジ5
やみくもに釣り続けるよりも、落ち着いて周囲の状況をよく観察し、ゆっくりと考える時間を設けることも非常に重要だと考えています。

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