スジアラ・カンパチ・イソマグロ…巨魚が待つ甑島&草垣群島へ!!|【SHORE SNIPER vol.18】
ゴールデンウィークに鹿児島へ遠征してきました。スジアラ・カンパチ・イソマグロを本命に据え、4日間みっちりとルアーをキャストした結果は…
Text & Photo 大野 祐
10連休となった2019年のゴールデンウィークですが、みなさまいかが過ごされたでしょうか? 私も比較的長めの休みを取ることができたので、当サイトでもおなじみのKFCメンバーを訪ねて鹿児島に行ってきました。
今回のメインターゲットは甑島のスジアラと草垣群島のカンパチ&イソマグロ。シケを想定したうえで余裕を持って4日間のスケジュールを組んだのですが、佐多岬も含めて4日間フルに竿を出すことができました。その一連の模様をご紹介したいと思います。
佐多岬で肩慣らしをして甑島へ
初日は低気圧の通過によって波が出ていたため、小手調べという感じで佐多岬へ。残念ながら黒潮は差しておらず、状況は芳しくありませんでしたが、私はヒラスズキとアカハタをキャッチ。同行者はネリゴ(カンパチの若魚)、KFCの東村氏はヤズ(ブリの若魚)を手にしました。雨に打たれてズブ濡れになりましたが、久しぶりの再会を楽しみながら初日の釣りを終えました。
さて、釣りのあとはシャワーを浴びて仮眠。深夜に串木野港へ向かい、初体験となる甑島の沖磯で渡るべく渡船に乗り込みました。 ポイントに到着し、期待に胸を膨らませて渡礁する磯を巡りますが、各磯には他船の釣り客が先着していてなかなか乗る瀬が見当たりません。ゴールデンウィークということで沖磯はかなり混雑しており、結局想定していなかった小さな島にメンバーと3人で渡礁しました。
ウブなヒラスズキをキャッチ
海の様子を確認すると潮が適度に流れており、青物が寄りそうな上々の雰囲気です。さっそくアプローチを開始すると同行者がヒラスズキをキャッチ!! サラシのない状況下で食ってくることに驚かされました。さらに、ブレイクをていねいに探っていた同行者に何やら大物がヒット。何が上がってくるのか期待しましたが、残念ながらボトムに走られてラインブレイクとなってしまいました。
時間の経過とともに風が強まり、風表は足もとにサラシが発生してヒラスズキが期待できそうな雰囲気になってきました。さっそくサラシを攻めるとすぐに反応があり、ヒラスズキのバイトが連発。私も無事にヒラスズキをキャッチすることができました。
風が吹き出してサラシが出始めたとはいえ、地元の外房では魚が期待できないほどの薄いサラシです。そこからヒラスズキが何度も躍り出てくるのですから、当エリアの魚影の濃さと魚の活性の高さには感動を覚えました。とはいえ、小さな島なのですぐにめぼしいポイントを探り切り、やがてヒラスズキの反応がなくなってしまいました。
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