タイラバ・大釣りを実現するタックル使いとアプローチの要点|【responsive game vol.2】
アプローチの注意点
アプローチで重要となるのはロッドの固定と船の揺れを加味してラバージグの巻き上げ速度が一定になるように操作すること。具体的にはティップを揺らさないよう意識し、巻き上げ時に強弱がつかないようにすることが重要だ。
スピニングリールの場合は均等な力でスムーズに巻きやすいと思うが、ベイトリールはハンドルを押すときと、引くときで力加減に違いが出やすい。どうしても一定の力で巻けないときはリールのハンドル面を上に向けて回すと力のムラが少なくなるので試してほしい。いずれにしても、以上の点を意識するだけでアタリの回数が増えると感じている。
また、ショートロッドならブレを修正しやすいが、ロングロッドは手もとの小さな動きでもティップが大きくブレれてしまう。これを解消するにはロッドを下向きに構えるのが効果的だ。
今後の傾向と対策
今回紹介した一連の釣行では水温が低く、魚の活性も低い状況下で自分なりに好釣果を上げることができた。「このタックルなら1年を通して有効になるのでは?」と期待が膨らむ一方で、今後は魚の活性が高くなり、捕食するベイトも変化する。その中で魚の活性が低い時期に効果的だったパターンが果たして通用するのか? 正直、4度の釣行ではそれを結論づけることができない。
そのため、今後も船長とともにいろいろと検証を続けていきたい(昨年はラバージグよりもマイクロジグでよく釣れ、これは1年中通用するのではないかと期待したが、それよりも今回紹介したパターンの方がよく釣れるんだよなぁ…笑)。
最後に、個人的な反省点としてはキャッチした魚よりもバラした魚の方が多いということ。これはこまめにフック交換をしなかったことが原因と考えられる。マダイはルアー(フック)を噛みにくるため、どうしてもハリ先が弱りやすい。極端にいうと1匹釣れたら交換というのが理想だろうが、かなり面倒くさいので実践は難しいかも…(笑)。
使用タックル
【ロッド】
ベイト=6.9㌳、6.6㌳/スピニング=6㌳、10㌳
【リール】
ベイト=シマノ・カルカッタ801F
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スピニング=シマノ・ツインパワーC3000
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【ライン】
カルティバ・マイクロゲームPEハイライト0.3~0.5号
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【リーダー】
オーナー・ザイト磯フロロ3号
【ヘッド】
タングステン45㌘
【フック】
カルティバ・ジガーライトマダイ早掛9号、10号
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カルティバ・ジガーライトマダイ向う合わせ10号、11号
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【アシストライン】
カルティバ・PEアシスト 鯛ラバライン35Lb
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【ネクタイ】
自作
【その他】
カルティバ・チェンジストッパー
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【賀川正志・プロフィール】
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