磯で青物とヒラスズキ狙いを両立させる方法は?|【ショア大型青物への道 vol.5】
ホームの四国南西部の磯は引き続き本命の大型青物が不調。そこでターゲットとしておのずと視野に入ってくるのがヒラスズキですが、私の場合は過去の失敗を踏まえて青物タックルで狙っています。そして、その際に注意したいことは…
Text & Photo 越智信清
2019年春の四国南西部の釣況
春本番となって全国各地で青物の釣果が聞かれるようになってきましたが、みなさんの地域の釣況はいかがでしょうか。私が釣行している四国南西部の地磯では、3月中旬から現在までの約1カ月間は3㌢ほどのベイトについたヤズ(ハマチ)やヒラスズキが安定して釣れていますが、大型青物はあいかわらず不調な状態が続いています。
小さなベイトについた気難しい青物やヒラスズキを釣るのも楽しいものですが、大型の気配が感じられないため、私自身はこの1カ月も磯の新規ポイント開拓をメインに楽しみました。その具体的な方法は前回の記事(【ロックショアゲーム・ポイント開拓のコツ】)で紹介した通り。同じようなことを説明しても仕方ないので、今回は年間を通して私を癒してくれ、お土産としても家族に喜ばれるヒラスズキ狙いについて、青物アングラーの観点から紹介したいと思います。
青物タックルでのヒラスズキ狙い
まずヒラスズキタックルで良型の青物をヒットさせ、取れずに悔しい思いをしたことがある青物アングラーも多いと思います。私も以前にそのような経験があり現在のスタイルになりました。
「そんな太い仕掛けでどうやってヒラスズキを釣るん?」 というのは私が友人からよく受ける質問です。現在、私は青物タックルでヒラスズキも青物も同時に狙っており、ヒラスズキゲームの主流からは大きくハズれた釣り方をしています。ミノーはいっさい使わず、フロロリーダー130Lbにまあまあヘビーな青物ロッドというタックルを使用しています。
ただ、これで慣れてしまえば(諦めてしまえば?)問題なくヒラスズキが釣れます。以降ではそんな青物アングラー的ヒラスズキゲームについて紹介させていただきますが、その前にまずは私自身の経験をもとに青物アングラーが失敗しがちな内容を例にあげてみましょう。
スポンサーリンク
※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。