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【青物&ヒラスズキ】よく釣る人が実践してる7つの良習慣

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ロックショアゲーム 良習慣1

フィールドではまず危険を回避する習慣を身につけておきたい。そのうえで資源を大切にする気持ちで釣りを楽しむ…。そのようなスタンスが自然と次の釣りに繋がるから…

解説:宇井晋介

《習慣①》3歩下がって死の影を踏まず

磯からのヒラスズキや青物ゲームなどは常に危険と隣合わせだ。実際に私の回りでも毎年のように死亡事故を含む転落事故が起こっている。特に荒天時の磯は思っているより過酷で怖いものなのだ。でも、ヒラスズキなどは荒れないと釣れないということで、自然と危ない思いをしながらやっている。そして、その事故の大半は海に近づき過ぎたことで、せり上がった波にすくわれ転落してしまうというケースである。

そこで私は常に先の言葉を実践している。波が大きければ誰でも危険を予知して1~2歩後ろに下がる。しかし、波のスピードはときに予想以上に速く、そのまま巻き込まれて転落となる。そこで「3歩」である。危ないと思って逃げるときに1~2歩だと余裕がないが、3歩分あるとずいぶん余裕ができる。そのぶん釣りは少々やりにくくなるが、これは長めのロッドを使うことで解決できる。波をかぶりながらやるのが格好いいと思うのは大きな間違い。それはただのナルシストだ。

ロックショアゲーム 良習慣2

《習慣②》磯はスリ足で歩く

ターゲットを追って次から次へと広大なフィールドを歩くのは楽しいが、磯で転倒すると悲惨である。ケガの程度によっては帰れなくなるなんてこともある。自分自身の経験はないが、磯で足を骨折して歩けなくなっている釣り人を助けたことがある。あれがもっと低い磯で、誰にも気づかれぬまま日没や満潮になってしまったらなんて思うとゾッとした。

そんなこともあり、特に50歳を越えてからは極力磯では跳ばないようにしている。足が地面から離れる回数と転倒する回数は比例する。ならば、基本は抜き足、差し足…あ、違うか。基本はスリ足。実際に転倒して足の骨が完全に折れてしまえば、とても1人で動けるものでも、また助けられるものでもない。ヘリコプターや渡船のお世話になることだけは避けたい。

ロックショアゲーム 良習慣3

《習慣③》取り込みは大型ネットで

磯のヒラスズキや青物の取り込みは大変だ。特に足場が高く波が大きい場合などはなかなかネットに入らなかったり、ズリ上げることもできなかったりで苦労させられる。

そこで大型ネットの登場だ。私はいつも80㌢クラスでもすっぽりと入る大型の玉網を携行している。このサイズでも波の高いときなどは枠付近にフックが掛かってバラしてしまったりということがある。それに少し重くて扱いづらく、お世辞にもスマートとはいえない。だが安全な取り込みには欠かせない。

最近は玉網を持つのが格好わるいと思うのか、あるいは歩くのに邪魔になるからか、腰にフィッシュグリップのみをぶら下げて釣行するアングラーも多い。ただ、インターネットの動画などを見ると、波の合間を縫って波打ち際までおりて取り込むなど、結構危なっかしい場面が目につく。事故防止のためにも大型ネットの使用をおすすめしたい。

ロックショアゲーム 良習慣4

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