春シーズン初のヒラマサはメーターオーバー!!|【SHORE SNIPER vol.17】
春の訪れとともに魚の活性やアングラーの活気が出てきた外房の磯。私自身も淡々とフィールドへ通う中で今シーズン初となるヒラマサをキャッチすることができました…
Text & Photo 大野 祐
春の盛期に突入
4月に入り、平成も残り1カ月となりましたね。サクラも咲いて春らしい陽気になりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
私は淡々と磯に通っています。例年、ホームの外房ではサクラが咲くころから釣果が盛り上がり、マルスズキやヒラスズキはもちろん、ヒラマサやマダイなど、さまざまな魚が釣れるようになります。また、暖かくなると当然アングラーの数が増えて磯も混雑します。今回もそんな中での一連の釣行の模様をレポートしたいと思います。
春磯でヒラスズキゲームを満喫
3月下旬、前日に低気圧から伸びる前線が通過して南西の風が吹き、波が立ってサラシも十分。絶好のヒラスズキ日和となりました。現地で合流した釣友と釣りの準備をしていると、あとからきた知り合いのアングラーがヒラスズキ狙いで我々が想定していた磯へ行きたいとのこと。どうぞと譲って我々は隣の磯へ向かいました。
ポイントに到着すると予想通りに波とサラシは十分。開始早々からヒラマサ狙いの17㌢のミノーにヒラスズキがヒットし、魚の活性の高さが感じられました。その後もすぐに釣友がヒラスズキをキャッチして上々の滑り出しとなりました。
しかし、期待に反して本命のヒラマサの気配がありません。そのまま日も高くなって朝まづめが終了。隣の磯のアングラーはヒラスズキをキャッチして引き上げていきました。そこで我々もヒラスズキを狙おうと、入れ替わりで隣の磯に移動しました。
先行者に叩かれたあとなので同じ攻め方をしてもヒットに持ち込むのは難しいでしょう。そこで、潮位が下がるのに合わせて先行者とは違うポジションに立ち、攻めきれていないポイントをチェックするとすぐにヒット!! しかし、これは残念ながら寄せている最中にフックアウトしてしまいました。
気を取り直してよいセットの波がくるのをを待ち、満を持してキャストすると再びヒット!! 今度はじっくりと慎重に寄せ、無事にランディングすることができました。手にしたヒラスズキは73㌢のよい魚だったことに加え、人が攻めたあとに引き出せた1匹ということで達成感のある釣果となり、この日は満足して竿を置きました。
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