メタルジグを取り入れて精度の高いエギングを実現しよう!!
収集できる情報と対策の立て方
もちろん、魚がヒットすることもあり、そこからも情報が得られます。キジハタやオオモンハタなら根があって水温は高め、水質はクリア。ガシラも同様。エソなら潮が動いており水質はクリアで砂地。オジサンなら小石底、といった具合です。
基本的に魚がアタるならアオリイカにとっても条件がよいということですが、天敵となるサゴシなどの青物やカマスがヒットしたり、それらのチェイスが見られる場合はエギングは期待薄です。ターゲットをかえるか、状況がかわるまで休憩しましょう。
たまにアオリイカがジグを抱く場合もありますが、魚とは違いグーン、グーンと引くのですぐに分かります。このときは即座に餌木に交換してキャストします。
フックに掛かってくる海藻によってもボトムマテリアルと海中の状況が把握できます。アマモなら砂地、ミルなら流れが強いところ、ヒジキやホンダワラ、ワカメ、アラメ、ヒロメなら岩場、小石底にはフクロノリ、水温が下がるとアオサ、アオノリなどが多くなります。
そのようにして釣り場の海底地形や流れを把握することができれば、「この潮ならカケアガリに沿って湧き上がってくるからアオリイカはその中を泳ぎながらラクな位置でステイする」とか、「潮が速いのでアオリイカがステイしやすいカケサガリが有望だが、大きくシャクると餌木が底から離れ過ぎるからスラックジャークで浮かせない釣りをしよう」とか、「全体に当て潮だから引っ張り過ぎて餌木の頭をこちらに向けないよう、宙層のスラックジャークでアピールしよう」というように、アプローチすべきポイントと最適な釣り方を推測することが可能になります。
スポンサーリンク
※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。