【ビギナー必見】エギング・日中の波止で目指せ1㌔アップ‼《前編》
条件の見極め
●好条件…実績からいえば満月回りの大潮に向かう中潮あたりからが狙い目です。ポイントによってベストな潮位は異なりますが、潮が動くときに食いが立つ点はほぼ共通しています。
最も多いのは潮が動き始めたタイミングで釣れるパターンです。釣果を得た直後のキャスト時にロッドへ伝わる感触などから「潮が動き出したな」と分かることがよくあります。このことからも潮の動き始めはその場にいるアオリイカの活性が上がるタイミングと考えていいでしょう。
それとは別に回遊待ちとなる状況もあります。このときも潮が動いていることが好条件になります。それに乗ってアオリイカが回遊しやすいといえるからです。
いずれにせよ事前に潮汐を調べておき、現場で潮流の変化を感じながら時合の到来をある程度予測することが大切です。有望な時間帯に集中力を高められるようにしましょう。
●悪条件…強いウネリです。底荒れを起こして濁りを発生させることに加えて、水中で餌木の姿勢が安定せず操作が難しくなるからです。
若干の風や波気はアオリイカの活性を高めてくれますが、餌木のコントロールのしやすさという面から湾内の波止回りのように海況の穏やかなポイントをメインに狙いましょう。
●狙い目…釣り場の形態によってさまざまです。波止回りであればシャロー帯の藻場、湾状(ワンド)の部分に隣接する場所、回遊しているアオリイカが通りやすい潮通しのよい場所が狙い目となります。日中にはそういった場所の深場を回遊し、夜にかけて浅場に移動する傾向があります。
また、港内でも底の形状が荒い場所や係留ロープなどの陰、ホンダワラやアマモといった海藻が生えている場所であれば産卵を意識した個体が日中にも入ってきます。
注目すべきポイント
(後編に続きます/海のルアーの遊び方3より)
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