2019春のメバル+α調査 in 海信丸|【ほぼ月刊 武田 栄!vol.3.5】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

2019春のメバル+α調査 in 海信丸|【ほぼ月刊 武田  栄!vol.3.5】

2019春のメバル+α調査 in 海信丸|【ほぼ月刊 武田  栄!vol.3.5】

湾内の状況をチェック

完全に日が暮れてからはポイントを移動し、湾内の常夜灯周辺を狙うことに。手際よく数個所のポイントをチェックしたものの、芳しい反応がないままひと際常夜灯の明かりが効いたポイントにやってきました。

水面を観察していると小さいながらもライズが頻繁に確認できました。メバル?  アジ?  正体は不明ですが、まずは先ほど投げていた1.5㌘のジグヘッドにアジ用ワーム(アジのエサ2.5㌅)をセットし、ライズがあった付近へフルキャスト。すると、リトリーブを開始した直後に力強いアタリが‼︎  「もしかしたらまだデカアジがおるんかいな?  それとも青物?」  なかなかの引きを見せて上がってきたのは40㌢オーバーのサバでした(なんかおいしそう‼︎  笑)。

メバリング 2019年春7
予期せぬサバがヒット!! 引きを十分に楽しませてくれました。

ここでデカサバを狙うのは今回の目的からハズれるので少しポイントをズラし、水面に小さな波紋が出ている場所を狙います。ここでは1㌘のジグヘッドに冬の定番ワーム(まる山のみ太郎)をセット。キャスト後に速巻きすると今度は小アジがヒット‼︎  ライズの正体はこの12~15㌢ほどの小アジの群れだったようです。中紀や南紀でも見られますが、シラスや稚アユにつく居つきアジのパターンです(この日はちょっとサイズが小さかったけど…)。

湾内でまだスズキが着いていないのは例年通りの傾向ですが、3月になってもデカサバや小アジが釣れるのは今年ならではのパターンかも?  その後は同サイズのアジを少し釣って納竿としました。

 

2019年春シーズン・湾内ライトターゲット調査動画

メバルはいよいよ‼︎

暖冬だった1~2月の影響状況か、たまたまこの週の潮が澄んでいたからなのかは分かりませんが、今春はアジからメバルへ、そしてチヌやスズキへと魚が入れ替わる時期が読みにくいシーズンになるかもしれません。そのあたりのことを詳しく調べたくなったので、近いうちに再度「海信丸」さんに乗船させていただこうと考えています。

いずれにしても、今回は渋いながらもさまざまなアプローチを駆使して狙いの魚が釣れたことと、意外なサバのヒットで爆釣気分?(笑)。何より例年に比べメバルのコンディション(体色や身のつき具合)がとてもよかったので春のXデイはもう間もなくということを実感しました。「海信丸」の谷口船長、ありがとうございました!!

 

遊漁船情報・海信丸(谷口船長)

和歌山港より出船のチャーター船。タイラバ、ティップラン、タチウオ、キャスティング、その他に対応(釣りの内容は電話にて相談可能)。

◼️予約電話…090・3034・3354(※8:00~20:00の間で受付)
◼️メールkaishin1091@gmail.com

 
メバリング 2019年春8

使用タックル

【ロッド】
Go-Phish・ul-76 P2 torzite
Go-Phish・ul-6 Rock Steady torzite(プロト)

【リール】
ダイワ・ルビアス2004

ダイワ・イグジストFC LT2000S-P

【リールハンドル】
Gクラフト・バサート

【ライン】
サンライン・スモールゲームPE-HG 0.3号、0.15号

【リーダー】
サンライン・スモールゲームリーダーFCⅡ4~6Lb

【メタルジグ】
タックルハウス・ナブラ刑事9㌘、6㌘

【ジグヘッド】
カルティバ・アジ弾丸1.2㌘、1.5㌘

カルティバ・豆アジ弾丸1㌘

スミス・ジグヘッド タケちゃん1.8㌘、2.3㌘

【ワーム】
タケダクラフト・モイモイM
タケダクラフト・アジのエサ2.5㌅

タケダクラフト・まる山のみ太郎


【武田 栄・プロフィール】

先鋭のフィッシングギヤブランド、Go-Phish(ゴーフィッシュ)主宰。釣り研究家。メバルやアジ狙いのライトゲームからチヌ・シーバス・磯のヒラスズキまでさまざまな釣りに精通。「おもしろくなければ意味がない!!」をモットーに「タケダ式」と名づけた独創的かつ効率的な釣り方の研究に情熱を燃やしている。

2019春のメバル+α調査 in 海信丸|【ほぼ月刊 武田  栄!vol.3.5】

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