ディープエギングでレッドモンスターを狙え!!|【いちゃりば釣Day! 其の三】
船上はお祭り騒ぎ
その後は再びポイントに船をつけ直してアプローチを再開。それまではステイの時間を6秒ほど取っていたのですが、海の状況から長い方がいいかもしれないと考え、10秒ほどにしてみました。その間は竿先を上下させながらドキドキした気持ちでアタリを待ちます。「3回シャクり上げたらステイ」を5回ほど繰返し、アタリがなければ底を取り直します。
すると、ステイを開始して9秒が経過したころ、ドキドキしながら見ていた穂先のオレンジのカーブが急に「フワッ」とまっすぐになりました。「もしや⁉︎」と思ってリールのハンドルを巻くと、穂先がグイーッと海中に引き込まれました。
そして、同じタイミングで同船していた方々にもアオリイカがヒット。船上は突如としてお祭り状態になりました。上がってきたのはナイスサイズのアカイカ系アオリイカ。みんなで楽しく写真を撮り合いました。
それにしても、荒れた海でアオリイカを捜し出す船長さんはスゴいですね。あとは自分のできることをしっかりとやり抜くだけです。
帰港中にとある疑問が…
その後は帰港途中に立ち寄ったポイントで最後の1パイを追加。サイズは小さかったのですが、この日、僕が培った自分なりの方法と理想のタイミングで釣れたため、最も嬉しい釣果となりました。
港へ戻る船上で餌木についた墨を指でこすっていると、ふいにある疑問が脳裏をよぎりました。イカ墨は習字(書写)の墨として使えるのだろうか? その真相は船長を含めて船中の誰に聞いても分からず、調べても答えが出てきません。分かっていることは、習字で使う墨汁や墨はイカ墨が原材料ではないということ。とにかく気になるし、今年は書き初めもしていないということで試してみることにしました。
イカ墨で習字にチャレンジ!!
さて、以上の結果からイカ墨は墨汁よりも濃く書けるということが分かりました。ちなみに、今年最初の投稿となるため、西暦と連載タイトルを書きました。いずれにしても、僕の中では結構楽しい発見となったので、来年もイカ墨で書き初めをしようと思っています。
最後に、今年も釣りを人生の一部とした緩やかな日常を当連載を通して発信していければと考えています。2019年も金城じょにぃと『いちゃりば釣Day!』をよろしくお願いいたします。
◾️釣行メモ
お世話になった遊漁船…YOSEMIYA2号艇(矢沢船長・http://www.yosemiya.jp/service/p012/)
使用タックル
スピニングタックル
【ロッド】
AGO products・RETRIEVE S66GFS
【リール】
シマノ・セフィアCl4+ C3000S
【ライン&リーダー】
PE0.8号+リーダー12Lb
ベイトタックル
【ロッド】
AGO products・RETRIEVE C66GFS
【リール】
アブガルシア・DECIDER7(BFスプール)
【ライン&リーダー】
PE1号+リーダー16Lb
【餌木】
ヤマシタ・エギ王TRサーチ3.5号
シーマニア・デイジー3.5号(シーランドオリジナル商品)
【シンカー】
ヤマシタ・エギ王TRシンカー50㌘
【金城じょにぃ・プロフィール】
地元、沖縄でライトゲームからGTゲームまで、またショア、オフショアを問わずにルアー釣り全般を精力的に楽しむスーパーマルチアングラー。「釣りを自分の生き方の一部として考える」をモットーに、独自のスタンスで魚やフィールドと向き合っている。
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