ディープエギングでレッドモンスターを狙え!!|【いちゃりば釣Day! 其の三】
寒さが堪える沖縄の2月ですが、お世話になっている船長からの誘いでディープエギングにチャレンジ。荒れた海況の中で自分なりにアプローチに工夫したところ…
Text & Photo 金城じょにぃ
冬のディープエギングin沖縄
ハイサイ!! 当連載をご覧下さり、誠にありがとうございます。チョコレートはビター派の金城じょにぃでございます。今回は地元、沖縄のオフショアでディープエギングに挑んできました。
南国の沖縄といえども2月はさすがに寒さが堪えます。特に僕は体感気温が16度を下回ると急激に活性が落ちる「夏人間」です。そのため、基本的に12月~翌2月は必要最低限の外出以外は家に引きこもっており、ほぼ冬眠状態となります。
そんな2月のある日、コタツの中でミノムシ状態になっているところへ、いつもお世話になっている遊漁船の船長さんから1本の電話が…。
「じょにぃ君、イカを釣りに行かないか?」と誘っていただきました。いくら寒かろうが釣りとなれば話は別!! ちなみに前述した「必要最低限の外出」には釣行も含まれています(笑)。迷うことなく2つ返事で釣行が決まり、さっそくガサゴソとタックルの準備を始めました。
あいにくの荒天に…
迎えた釣行当日、港に到着すると結構な強風と波で、まるで海に「エギングは厳しいよ」とでもいわれているかのような雰囲気。前日から分かっていたことですが、スケジュールの調整がうまくいかず、他に丸1日休める日がありませんでした。
そんな中、船長さんから「大丈夫!!」という心強いひとことがあったので、その言葉を信じてチャレンジすることになりました。狙いの水深はおよそ40~80㍍。果たしてアオリイカに巡り会うことはできるのでしょうか⁉︎
幸先のよいスタート
港を出た船が最初のポイントに到着。やはり海は荒れていますが、船長の巧みな操船により強風とウネリの中でもアオリイカがいるであろうポイントに船をねじ込んでくれました。
さっそく実釣を開始。波の影響で餌木をシャクッたあとにステイさせるのが難しいと思っていたら、急に竿先が軽くなりました。すかさず合わせを入れ、小型ながらアオリイカをキャッチすることに成功。幸先のよいスタートです。
撮影を済ませてすぐにアプローチを再開。餌木を着底させたあとはリズミカルにシャクッて誘いますが、やはり波が高くてうまくステイさせることがません。そこで波に合わせて竿先を上げ下げし、餌木に不自然な動きが出ないようにします。
次のポイントでも着底後に餌木をシャクり上げ、ステイというパターンを繰り返しました。
このように魚の反応を待つ釣りは単調なので集中力が途切れがちですが、僕はいつも自分なりに工夫して楽しむようにしています。今回は前述したように、波に合わせて竿先を上下させることに集中しました。
僕が使っているロッドは竿先のスレッドがオレンジ色なので視認性がよく、その穂先の曲がりが一定になることを意識しました。これが奏功したのか「ゴンッ」という強烈なアタリが!! ボーッとしていたので思わずタックルを海に落としそうになりました(油断は禁物ですね)。それでも何とかヒットし、船長の指示通りにゆっくりとていねいに巻き上げてキャッチしたのは先ほどよりも大きなアオリイカでした。
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