尺メバル狙いで有効なリグ&テクを公開!!|【欲張りショアラーのツボR vol.7】
キャロライナリグで再アタック
先の釣行では狙っていた尺上の青メバルを釣り上げることができましたが、とらえたアタリは少なくメバルの釣果は1匹だけでした。当然、尺メバルとなると数釣りができるわけではありませんし、釣果を得られただけでも価値があることだと思っています。ただ、それでも満足できない自分がいたので、後日同じポイントへ向かいました。
この日は前回よりも風が強いと思えるような状況でした。2㌘以上のジグヘッドを使ってもうまく流せなかったため、リグを変更することに。図のようにブラックバスやハードロックフィッシュ狙いのテキサスリグで多用するバレットシンカーを用いたライトキャロライナリグで勝負です。
バレットシンカーの細い方をティップ側に向けると揚力が働きやすく、浮き上がりが早くなるので浅いレンジをスローに攻めたいときに有効となります。また、今回のように横風が強く、リグが過度に流される場合はカップをティップ側に向けてセットすれば、カップが水を噛んでアンカーの役割を果たしてくれます。これにより風が強くても水中でラインの張りをキープでき、アタリが伝わりやすくなります。
バレットシンカーは3.5㌘をセットしました。ジグヘッドは食いやすさを優先して0.3㌘を選択。さらに、漂いやすくするために比重の軽いスズ素材のアイテム(ダイワ・月下美人 鏃)を選びました。
キャストを再開するとうまい具合にリグが強い横風に流され、ブレイクラインと並行にトレースすることができました。そして、アプローチが決まるとすぐにアタリが!! キャッチしたのは25㌢クラスのメバルでした。
普段ならうれしいサイズですが、この日の目標はあくまでも尺上ということで黙々と釣り続けます。そして少し間を置き、前回と同様の位置まで立ち込める潮位になったところで再びアタリが!! キャッチしたのは29㌢のメバルでした。見た目で尺はないと思いましたが、やはり足りませんでした。
アタリが多い楽しい展開を満喫
同じように攻め続けるとヒラセイゴも混じりながら23㌢、26㌢、25㌢のメバルが連発。波風が強い中でのナチュラルなアプローチが奏功しているのか、とにかくアタリが多く楽しい展開となりました。
その後はさらに潮位が下がり、ブレイクの沖側を広範囲に探れるようになったので風しも側に向かって遠投。リトリーブはほとんどせず、ラインに風をはらませることでスローに水面付近をトレースすると、手応えのあるグッドサイズがヒット!! 尺メバルを思わせるような突っ込みを見せましたが、最後は簡単に観念して上がってきたのは28㌢。その後は潮が止まり、アタリもなくなったので竿を置きました。
残念ながら2回続けて尺上ハントはならず。ただ、しっかりと戦略的に攻めれば数、型ともに結果が出るということが再確認できたことは素直にうれしかったです。
自身の中で密かに課題にしていた「キャロライナリグとジグヘッドリグではどちらが有効か?」ということは分からずじまい。ジグヘッドリグはシンプルでメバルに警戒させにくい反面、軽いので攻める範囲が限られます。一方、キャロライナリグは魚を警戒させる可能性がある反面、攻める範囲が広がり、ゲームが成立する条件が限定されにくいのが強みです。また、波風が強めの日に尺メバルが動くと考えればキャロの使用頻度も高くなるでしょうし、今回紹介したバレットシンカーのセットパターンによってリグの動きをコントロールすることは効果的なテクニックといえるでしょう。まあ、結論としてはそのときどきで臨機応変に対応するのが一番ということですね(笑)。
使用タックル
【リーダー】
オーナー・ザイト 磯フロロ1.5号
【ジグヘッド】
ダイワ・TG 月下美人 SWライトジグヘッドSS 1.5㌘(♯10)
【ワーム】
ダイワ・月下美人 ビームスティック1.5㌅
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【山本典史・プロフィール】
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