目指すは10㌔オーバーの寒ブリ。ベイトの特定で磯の青物が連発!!|【ショア大型青物への道 vol.2】

ショア青物ゲーム 寒ブリ1

例年、年末年始の時期を中心に愛媛の地磯で狙っている寒ブリ。丸太のように太った12〜13㌔クラスのブリはアオリイカやエソをベイトにしています。しかし、暖冬の今年は海の様子が少し違うと感じたため、セオリーに固執せずベイトに対する考えを改めて挑んだところ…

Text & Photo 越智信清

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寒ブリの動向

12月中旬まで続いた私の2018年ショアヒラマサ狙い。釣果は奮いませんでしたが、少ないチャンスを掴もうと後半戦も9月から4カ月間やり通せたことに十分な満足感があり、未練なく寒ブリ狙いに移行しました。

狙いの寒ブリのサイズは12~13㌔。以前、キャッチした寒ブリの胃の内容物を確認したところ、そのときはペットボトルほどのアオリイカやエソを食べていました。ベイトのつき場の特徴、胃に入っていたアオリイカやエソの消化状態から、狙いの寒ブリの接岸は大型特有の地形や潮目を意識した捕食目的の行動と考えられ、広く大海原を回遊する群れではないというのが私の見解です。

ベイトを特定

12月中旬、寒ブリ狙いで磯にエントリーしました。しかし、例年に比べて水温が高く、肌身で感じる海の様子からも浅場に寒ブリが差し込んでくる雰囲気がまったく感じられないまま釣りを終えました。

このようなときは例年のパターンに固執すると結果が伴わないことが多いので、考えを改めるべく頭の中を整理します。そこで気になったのが前回の記事でも紹介した、12月8日にキャッチしたヒラスズキの存在でした。魚の胃の中には大量の小アジが入っていたのですが、捕食して間もないものも確認でき、磯回りに相当な数の小アジがいることが推測できました。

先の寒ブリ狙いの釣行では前述したアオリイカやエソといったベイトを強く意識していたため、小アジとブリは私の頭の中で結びついていませんでした。大型のブリが小アジにつくイメージはありませんが、やはり数の多いベイトの存在は無視できません。そこで有力なポイントとして浮上したのがC磯です。次の休日は12月27日ですが、当日の潮や波風により小アジが留まってくれていたら、ここでブリが出るのではないかと予測しました。

ハマチ&ブリを連続キャッチ!!

待ちに待った釣行当日、C磯は場所取り不要のマイナーな地磯なので慌てることなくしっかりと睡眠をとり、夜明けの到着に合わせて自宅を出発しました。道中の海岸線の様子からある程度のサラシが期待でき、小アジさえいれば魚からの反応が得られるはず。そう考えると期待感がいっそう高まります。

現地に到着し、まずはヒラスズキを狙おうと12㌢のシンキングペンシルをキャスト。すると、糸フケを処理しているときに銀ピカの魚体が飛びかかってきました。釣り上げたヒラスズキの腹を割いてベイトを確認しようとも思いましたが、何となく小アジがいるという確信があったので16㌢のシンキングペンシルをセットしてさっそく青物を狙います。

左から流れる激流が垂直に立ち上がる磯の壁に当たり、湧き上がる潮の周辺で大型の青物が食ってくるというのがこのポイントの傾向。要するに潮表の足もと狙いです。

そして、夜明けからしばらくが経過したころ、30㍍ほどチョイ投げしたシンキングペンシルをピックアップする寸前に真下からハマチが食いついてきてヒット!!  抜き上げたハマチは75㌢と大きくありませんでしたが、美しい魚体でした。

ショア青物ゲーム 寒ブリ2
幸先よくハマチをキャッチ。狙いの寒ブリへの期待が高まります。

ハリ先が鈍っていないかをチェックし、サイズアップを狙ってすぐにアプローチを再開。基本的な狙い方は同じですが、ライン処理を微調整しながらより大きく、ゆったりとした動きで誘います。すると、足もとから大きな魚が現れてヒット!!  重量感のある引きを楽しみ、波に乗せてズリ上げたのは狙いのサイズには届かないものの、太くて迫力のある9.2㌔のブリでした。

ショア青物ゲーム 寒ブリ3
丸太のような寒ブリではありませんでしたが、この釣果で自分なりに魚の動きを把握することができ、今後の展開に手応えを感じる1匹となりました。

この日は小アジパターンにありがちな朝の一瞬の時合で終了。帰宅前に気になっていた別の地磯をチェックしたところ、6㌔のハマチを追加することができました。

気分よく帰宅の途につきましたが、その道中、年末年始の連休にC磯で寒ブリを釣り上げるシーンを妄想してニヤニヤしていると寒気が…。その後、インフルエンザにかかっていることが判明し、高熱と咳が止まらずに年末年始は布団の中で過ごすことになりました。

病み上がりで初釣りに出かけたのは1月5日でしたが、すでにC磯の小アジはどこへやら…。しばらく磯に立てなかったことで完全に魚を見失ってしまいました。この記事を書いている現在(1月13日)も病み上がりで本調子ではなく、改めて健康あっての釣りだと痛感する2019年のスタートとなりました。とにかく体調を整え、来週末から再び元気に磯に立ちたいと思っています。

今後の展望

予期せぬインフルエンザでブランクが空いてしまい、現状では今後の予想がつかないというのが正直なところです。例年の傾向で考えると青物は徐々に南下しますが、今年は暖冬の影響がどう出るかというところでしょう。

まだまだ寒ブリの可能性もありますが、私はやはりヒラマサ狙いに徹して釣行しようと考えています。具体的には過去数年でヒラマサを釣り上げたポイントや、その周辺の地磯でベイトの動向を注視。そして、時化た日はサラシをプラグで撃ち、ナギの日はジグでカケアガリを狙うといった感じです。チャンスは少ないですが、何とかそれを引き寄せ、愛媛の地磯ヒラマサを手にしたいと思っています。

ショア青物ゲーム 寒ブリ4
私の本命はあくまでも大型ヒラマサ。魚影が薄い愛媛の地磯で簡単に出会える魚ではありませんが、今年もプロセスを含めて大いに楽しみたいと思っています。


使用タックル

【ロッド】
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【リール】
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【ライン】
PE5号

【リーダー】
PE10号(5㍍)+ナイロン80Lb(8㍍)+フロロ130Lb(2㍍)

【ルアー】
シェルシェイピングルアーズ・チッパー

【フック】
カルティバ・SJ-51TN(♯7/0)
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【越智信清・プロフィール】

地元の愛媛で10歳のころよりSWルアーゲームに親しみ、学生時代を大阪で過ごしたことから激戦区の紀伊半島で釣りの腕を磨く。帰郷後は「その磯のヌシを釣る」ということをテーマに、1年を通して大型ヒラマサを追い求めている。独自の硬派なスタンスでターゲットに挑み、各種トップウォータープラグを用いた釣りを得意としている。

【ショア青物ゲーム・安全とマナーについて】

※上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。


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