日本海・冬のロックショアゲーム|【北陸ショアゲームイズム vol.1】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

日本海・冬のロックショアゲーム|【北陸ショアゲームイズム vol.1】

フィールドでの立ち回り方

ポイントにエントリーしたら、まずは高場からサラシやウネリの大きさを確認する。これは安全を確保する上でも必須である。安全に釣りができそうならワンドのどの向きに波が当たっているのかをチェックし、サラシの広がり具合によって自分がどの位置まで入ってキャストできるかを見極める。決して無理は禁物だ。

釣り座が決まれば次にランディング場所を確認。シモリや岩の位置、サラシが弱まる場所を考慮し、寄せ波を利用してヒットした魚をズリ上げられる場所を捜しておく。他にもポイントをチェックする際は海藻や海中生物、ベイトの有無など、より多くの情報を得るように心がけたい。

シーバス・青物 能登半島外浦3
水質がきれいな能登半島の海は海藻が豊富だ。

ルアー選択の目安

この時期のメインベイトであるカタクチイワシのサイズが10㌢前後であることから、私は12㌢クラスのミノーを多用している。成長したカタクチイワシはフィッシュイーターにとって最高のご馳走となることからも、やはりベイトのサイズに応じたルアーが有効だと感じている。その上で飛距離が稼げるものがベストだ。ただ、それが本当にそのときのポイントの状況に適しているのかを判断するためにも、表層系とレンジの入るタイプの2種類のミノーを用意しておきたい。

表層系ミノーは海藻やシモリが点在する中でも引っ掛からずにしっかりと泳ぐものを使用したい。そして、海藻が引っ掛からないポイントでは少しレンジを下げる必要がある。

また、サラシやウネリが強い場合は少しレンジの入るタイプでを使用するが、それでも対応ができないことがある。そのようなときはシンキングミノーやシンキングペンシルをセレクトしたい。

以上、その日の海やポイントの状況に応じたルアーをいち早く探し当てることが釣果の明暗を左右することになるので、それを念頭に置いて実釣に臨みたい。

最後に、いよいよ平成最後の12月を迎えたが、ぜひ記憶に残るような素晴らしい釣りを経験したいと思っている。そのためにもしっかりと準備をして挑みたい。

シーバス・青物 能登半島外浦4
成長したカタクチイワシはフッィシュイーターにとって最高のご馳走。その点を考慮してマッチ・ザ・ベイトの観点でルアーをセレクトする。
シーバス・青物 能登半島外浦5
能登半島でもたまに見られるヒラスズキ。

使用タックル

【ロッド】
エクリプス・ヴァリアント レクシータ107MM

【リール】
シマノ・ステラSW4000XG
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【ライン】
エクリプス・ヴァリアント PE1.5号

【リーダー】
バリバス・VEPショックリーダー35Lb
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【ルアー】
エクリプス・フルフロウ120SSP
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エクリプス・フルフロウ120F
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エクリプス・アストレイア127F Hi Beat
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エクリプス・ドリフトペンシル110
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ジャンプライズ・ロウディー130F
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エクリプス×ジャンプライズ・ぶっ飛び君95S
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【ウェーディングベスト】
リアス・ウェーディングベスト ドビーFLV-2300
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【ウエア】
リアス・スプレイジャケット FRS-3200
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【タイツ】
リアス・ウェットタイツ FWT-0100
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【丸山政寅・プロフィール】

地元、北陸エリアのフィールドをところ狭しと駆け回る行動派。磯でのシーバスや青物狙いをメインに、「旬を追う」をモットーにメバリングやエギング、サクラマスゲームにも精通するマルチアングラー。


【磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて】

※今回紹介した記事のメインターゲットはシーバス(マルスズキ)ですが、磯でのつりということで上記のリンク先にある「磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。


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