ビギナー必見!!【ヒラマサジギング】シャローのジグウェート調整ガイダンス

具体的な調整法

用意しているジグウェートの上限は200㌘、下限は130㌘である。適度な引き重り、底の取りやすさ、キャストのしやすさを考えると160㌘が最も扱いやすいだろう。

ジグを軽くすることで投げやすくなるものの、底取りはかなり難しくなる。逆に重くした場合は、ロッドに負荷がかかり過ぎて遠投が困難になる。もちろん底取りは容易になるが、シルエットが大きくなることでベイトサイズに合わないといったデメリットが生じることもある。このあたりはその日の状況に応じて判断するしかない。

ウェートをかえるタイミングとしては潮の流れ方が第一のポイントである。それに対する風向き、ラインの抵抗など、それぞれの要素を考慮して釣りを組み立てていかなければならないのである。何がいいたいかというと、いきなりすべての条件にマッチするウェートを導き出すのは不可能だということ。ひとつずつ課題をクリアしてベストなウェートを捜すしか方法はない。

こまめなウェート調整で変化する状況に対応したい。

アクション考察

シャローエリアではストロークの小さい繊細なロッドワークが基本となる。ディープでの釣りに比べてラインスラックが少なく、ジグまでの距離も短いためオーバーパワーでのジャークは水中の状況が察知しにくくなるだけである。ティップの反動だけでジグを跳ね上げるイメージで十分だ。

リーリングにティップでのジャークをプラスするだけの必要最低限度のアクションが好ましい。

アクションについてはシャローということを念頭に置き、過剰なロッドワークは控えたい。