【エギング】爆釣のカギは流れの攻略《堤防編》
流れを制する戦術
立ち位置は風の影響を受けにくい場所を選ぶようにする。波止は足場が高いので風の影響をまともに受けると釣りづらいし、潮流変化も感知しにくくなる。また、当て潮よりも沖に払い出したり、横方向の流れの方が釣りやすいのでそれらも考慮して釣り座を決める。
餌木をキャストしたらフリーフォールで流れに乗せながらボトム付近まで落とす。そして、大きめのシャクリで餌木を狙いのレンジまで跳ね上げる。シャクッた後は素早くラインスラックを取り、一定層を一定のスピードでトレース。餌木の頭を潮かみに向けて泳がせて乗せのタイミングを演出し、5~10秒ほど水平移動させたら再びシャクリを入れる。その後も水平スイミング→シャクリを繰り返す。
シャクリは単調になり過ぎないように一段、二段シャクリを使いわける。また、秋シーズンは餌木が手前に寄ってくるにつれて激しいショートジャークで誘うのが効果的だ。
餌木を水平スイミングさせるグルグルでは常にテンションがかかっているので違和感程度のショートバイトも瞬時に感知できる。そして、カーブフォールで抱かせるパターンと違って口もとにしっかりとフッキングさせることができるので大型がヒットしても安心だ。
また、グルグルでは潮流に合わせてリトリーブスピードを微調整する必要がある。沈ませず、流されず、ときにはステイも取り入れて乗せのタイミングを演出することもある。
そして、一定スピードでハンドルを巻く手に抵抗を感じたらそれがアタリであり、続いてロッドティップが入る。その後、ロッドを持つ手に違和感を覚えるといった感じでアタリが伝わる。最初の段階(ハンドルを巻く手に抵抗を感じる)で瞬時に合わせを入れるように心がけたい。
[spacer]《参考タックル》ロッド=ゼナック・アソートガホウジンAG-90アキュラ/リール=ダイワ・セルテート2500/ライン=ユニチカ・エギングスーパーPEⅡWH 0.8号/リーダー=ユニチカ・エギングリーダー50 2.5号/餌木=3.5号/アワビシート=ホッツ・アワビワークスシリーズ
スポンサーリンク
※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。