【エギング】爆釣のカギは流れの攻略《堤防編》
この変化に注目
巻き抵抗については、当て潮の場合はテンションが抜けて軽くなり、払い潮もしくは横方向に潮が流れているときは重くなってロッドティップが流れている方向に引っ張られる。そして、この変化を確実に感知することが釣果に繋がる。
そのため、ラインはある程度流れの抵抗を受けやすいPE0.8号を使用。細過ぎると抵抗を受けにくく、太過ぎると抵抗があり過ぎて餌木を沈められなくなるので要注意だ。
通常のアプローチにここまで紹介したリーリングによる情報収集を組み込んだ釣り方が私が実践する「グルグル釣法」である。1投ごとにキャスト角度やトレースレンジをかえ、一定のレンジを一定のスピードでトレースする。グルグルではこのトレースが乗せのタイミングであり、シャクリ&フォールの釣りでいうところのカーブフォールにあたる。
前述のようにグルグルを用いることで潮流の細かな変化やストラクチャーの有無を感知することができる。1投ごとに目で見えない情報を収集することができるわけだ。
そして、グルグルでは流れを察知したらそこに餌木を乗せて流すのではなく、潮かみに向いて泳ぎながらも流れに翻弄される弱ったベイトを演出することになる。
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