【ショアマダイ】“狙って釣る”戦略&テクを大公開!!《後編》
基本アプローチ
《前編》の「アプローチの基本戦略・秋のイワシパターン」で紹介したように、釣り方は2段階に分かれる。まずは「ジャーク→テンションフォール→着底」を繰り返して探る。ここでのジャークはアピールよりも、ジグを高く跳ね上げてドリフトさせる目的で行なう。
テンションフォール中に前アタリがあれば、合わせを入れずにそのまま待つ。「ガツッ」と単発で終わるバイトがほとんどでフッキングしにくい(もちろん、向こう合わせでヒットすることもある)。
前アタリを察知してからは2段階めのアプローチに移行。弱ったベイトを演出するよう、1~2回ほど軽くシャクり上げてフォールで誘う。食わせの距離はあまり取れないものの、捕食スイッチがオンになった個体に対しては十分だと考えている。3セットほど繰り返してもアタらないときは、ジグの存在を気づかせるように大きくシャクり上げてアピールすることもある。
本アタリがでなかった場合は回収してすぐに前アタリがでたポイントへキャストし、再度食わせのアプローチを試みる。これを繰り返すうちに徐々にマダイとの距離が詰まっていくのを感じられるはずだ。この過程こそがこの釣りの醍醐味だと感じている。
本アタリはガツガツと竿をたたくようなアタリがでて、その後に勢いよく走り始めるパターンが多いのでスイープ気味に合わせればOK。マダイの口回りは硬く、勢いよく合わせるとフックが折れる可能性もあるので要注意だ。
[spacer]スポンサーリンク
※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。